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ヒメハラナガツチバチ[Campsomeris annulata]

ヒメハラナガツチバチ画像

Hime-Haranaga-Tsuchibachi
A kind of Scoliid Wasp in Japan.
ツチバチ科ツチバチ亜科ハラナガツチバチ属

体長11〜19mm♂、15〜22mm♀で、近似近縁種の中では小さいのですが、♀は20mmを超えますので、大きく感じます。
名前の通り腹部が長いのも特徴的です。
狩り蜂ですが、ツチバチの仲間は攻撃性は低く、観察しても恐怖を感じることはありません。一般的に営巣するハチの方が攻撃的になるようです。
営巣はせず、土中に潜むコガネムシ類の幼虫を探し、マヒさせて産卵します。この性質を利用して、サイパン島のサトウキビ畑を荒らすコガネムシの防除に本種を役立てたという記事がありました。(ニッポニカ)

身近なハラナガツチバチ類の識別
ハラナガツチバチ亜科の雌雄(特徴も異なる)
♂の触角は♀の倍を超える程長い。
♂の腹節の方が数が多く、腹部も細く、腹節に見られる黄帯はしっかりと色付いて見えるが、♀は毛束が黄帯に見えるだけ?

キンケハラナガツチバチ
 ♀でも30mmは超えない。♀の頭部〜胸背部に明瞭な金毛(キンケ)が確認できる。♂はオオハラナガツチバチに似ているが、腹部黄帯が背面だけでなく腹面にも明瞭に確認できる。オオハラナガの♂では腹面の黄帯が非常に細く見難いか、側腹部のみで中央では消失。

オオハラナガツチバチ
 ♀は30mmを超える。♀の腹部黄帯(状の毛束)は3本(キンケ♀は4本)。♂はキンケハラナガツチバチに似ているが、腹部黄帯が背面だけ目立ち、腹面の黄帯が細く見難いか、側腹部のみで中央では消失。対してキンケハラナガツチバチの♂では腹面にも明瞭に確認できる。

ヒメハラナガツチバチ
 最大でも25mm未満(20mm超えればハチとしては大きい)。頭部〜胸背部にかけて毛深くない(特に黄色〜褐色の毛は見当たらない)。翅端が黒っぽい(特に♀は同定の決め手にできるほど決定的)→♀なら翅端が黒っぽい。♂は胸背後半に黄斑がある。

 

 

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