ヒメスズメバチ[Vespa ducalis pulchra Buysson, 1905]←[Vespa tropica pulchra Buysson, 1903] |
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Hime-Suzumebachi オオスズメバチに次ぐ大きさで、働きバチはほぼ同じ大きさに感じるほどです。 アシナガバチの巣を襲う(幼虫や蛹を持ち帰る)など、凶暴な印象がありますが、スズメバチの仲間では非常に大人しいことで知られ、巣に近づいても大丈夫と言われるほどです。纏わりつくように飛び回ることがありますが、刺されることはまずありません。巣は閉鎖空間に作られ、樹の洞や土中、屋根裏、床下にも入るそうです。 本土亜種の特徴はお尻が黒いことで、本州、四国、九州ではこれが決定的な識別点になります。ただし、対馬亜種ではお尻は黄色いそうです。 2016年05月現在、昆虫DBの代表格、九州大学の<日本産昆虫目録データベース(web):日本産昆虫総目録(1989、1990)のデータを元に作成されています>では、[Vespa tropica pulchra Buysson, 1903]となっていますが、同大大学院農学研究院、生物防除研究施設、上野高敏さんのページでは、学名検討の推移も含め詳しく解説されていました。 |
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