KEI's昆虫採集記:アルバムバナー

セイタカアワダチソウ・背高泡立草[ Solidago altissima L. ]

セイタカアワダチソウ

Seitaka-awadachisou
Canada goldenrod in Japan.
キク科アキノキリンソウ属

北米からの帰化植物です。ブタクサと混同され花粉症の原因と思われることがあるようです。
アレロパシー(競合植物や食害生物に対して化学物質などで影響を与える性質)があって、国内に自生していたススキなどを駆逐しながら増え続けましたが、蓄積されていた肥料成分を自らが使い尽くし、勢いが衰えたそうです(wikipedia.JP)。確かに河川敷での暴力的な占有は減ったように感じられます。
花は秋〜晩秋に掛けて咲き、種子を付けたまま翌年まで枯れ残りますが、鳥などによって時間を掛けて散布させるためでしょうか?

 

オオアワダチソウに似ています。
オオアワダチソウは背が低く1.5メートルほどですが、セイタカアワダチソウではその名の通り、大人の背丈を超え、2メートル超えは普通で、肥沃な場所では3メートルを越えることもあります。花期も違っていて、セイタカアワダチソウが咲く頃にはオオアワダチソウは終わっています。
セイタカアワダチソウは大群落を作りますが、オオアワダチソウは大規模な群落を作ることはなく、北海道ではセイタカアワダチソウより優先しているそうです。
セイタカアワダチソウは、茎に毛が密生していてザラザラ(葉も触るとザラつく)で、花穂の先端は針葉樹の樹冠のように上に向かいますが、オオアワダチソウの茎はスベスベ(葉に触ってもザラつき感がない)で、花穂の先端は曲がります(片持ち状態)。
花弁も違っていて、舌状花の舌片の長さと幅の比が10:1程もあろうかというほど細長いのがセイタカアワダチソウ、5〜4:1程度で明らかに幅を感じさせるのがオオアワダチソウということになりますが、茎のザラザラを確認するのが手っ取り早そうです。
 

 

 

▼写真をクリックすると、拡大画像を別画面でご覧いただけます。

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

セイタカアワダチソウの画像ページへ

KEI's昆虫採集記:アルバムトップページに切り替えます。へ

KEI's昆虫採集記:ホームページへ

inserted by FC2 system