Sendan:Chinaberry センダン科(Meliaceae)センダン属
落葉高木で、暖地の海岸近くに自生しますが、植裁が多く、そこからの逸出や野生化で関東地方以北でも自生するようになっているそうです。 葉は互生し、羽状複葉で、長さ30〜80cm、幅25〜70cmになります。太く育った幹は縦に深く裂けます。花には[なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)]のような雰囲気があります。 樹高は通常10〜15mほどですが、中には2〜30mにも達するものも見られます。沢山実を付けるので、秋には鳥もやってきますが、サポニンを含むためペットや人間が摂取すると中毒を起こすといわれます。このためかどうか、まだ青みの強い実が沢山ついたまま秋が深まっていくので、秋に目立つような印象があります。 なお『栴檀は双葉より芳し』と言われるのは白檀のことだそうです。
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