衰えぬ美貌 2006年1月29日 千葉県 ついで参りで、ちょっと嬉しいお久し振り。 アオオサムシと、『ろんぐたいむのーしー!』 |
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今日は車の半年点検でした。 待ち時間で手賀沼のほとりを散歩しましたが、我孫子市役所を下った交差点脇にこんな桜の樹があります。以前から気付いていたのですが、どうやら朽ちたケヤキの上で成長している様子です。 すでに台木(と呼ぶのかな?)は崩れ落ちそうな程朽ちていますが、微妙なバランスで立っています。写真を撮っている横を怪訝そうに歩き過ぎる人もいましが、何とも思わないのかなぁ〜。それとも気付かないの? |
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さて、車も半年振りにぴっかぴかになったところで、手賀沼南岸にある公園に出かけてみました。南岸ってことは、単純に考えれば丘の半分は北斜面ってことですね。 駐車場にはまだ雪がちゃんと残っています。車を少し滑らせて遊んで・・・る場合じゃないですね。 とりあえず駐車場に面した竹叢を覗きます。 |
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・・・どれどれ。。。 ここならワゴン車のリアゲートを上げて、荷室に座っていても手が届きそうです。いくらなんでも、車の排気ガスがまともに来るような、場所には、と思いますが、結構ひっそりしているので、念の為です。 ・ |
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こんなうるさげなところに。 ベニカミキリの幼虫のようです。 大きさからすると終令でしょうか。 |
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そろそろ蛹室を作って準備中かな? |
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隣の枯れ竹をひっくり返したら、裏にテントウムシが張り付いていました。たったひとりの越冬でしょうか。ウンモンテントウの変異か!と色めきましたが、模様を確認したところ、ナミテントウの斑型とか紅型とかいう変異のようでした。変異と言ってもテントウムシは模様のバリエーションがとても多いので、変異とは呼ばないのかもしれません。ともあれ、奇麗な虫体でした。暖かくなったら、オシゴト頑張っていただきたいです。 |
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クモヘリカメムシ ぽつんと細い枝にしがみついて越冬していました。 寒さに強い体質? |
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赤松と思われるの思いっきり朽ちた切り株を崩してみると、じょわぁ〜〜ん、と出てきたのは ナガゴミムシの仲間でした。 この仲間は同定が難しいそうなので、標本写真がうまく撮れたら、もう少し細かな所まで再挑戦しようと思います。 いつもありがとうございます >>農工大昆虫研究会さま |
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更に削って行くと ・ 出てくる出てくる、いったいどの位いるんでしょうか。集団生活が大好きなんでしょう。かなり湿った材でした |
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“ついで”にしては、ちょっとしつこいかな?と思いつつも、少しでも虫に出逢うと、なかなか止められなくなるのであります。もうちょっと、、、もう少し、、、と奥に入って行くと、こんな小路に出ました。 “崖”と呼ぶにはあまりにもお粗末過ぎますが、 上級のみなさまも時として、あれ!?というようなところで珍種を掘り出していらっしゃることもあります。 |
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おやぁあっ!? エサキモンキツノカメムシと言うそうです。 背中のハートマークが目印です。ハートのへこみのない種類もいるそうですが、これは目立ちますねぇ〜。 越冬昆虫が居たって事は、他にもいるって解釈するところが、虫好きのタマランところであります。迷惑にならないよう、もう少しだけ削らせてもらいます。 |
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ありゃ、御免してくらっしゃい<(_ _)> ニホントカゲの幼体だそうです。尻尾の強い金属光沢は幼体の特徴とのこと。身体は動かないものの、尻尾がやけに元気に動いていました。これも身を守るための動作でしょうか? みなさん、よく掘り出しておられますよね。 |
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なっがい前置きですね こんなに引っ張るってことは 求める何かが居たってこと? ハイ そういうことであります(`◇´)ゞ |
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おひさぁ〜っ! 前出の御三方とはエライ差がありますが、以前は自宅近所の原っぱでも普通に見かけたアオオサムシがぴたりと姿を消してしまい、たまには逢いたいよねえ・・・と冬に入ってから親子して話しをしていたところだったので、正直うれしいです。 |
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アオオサムシくらいで喜んでる場合じゃないだろ! 普通種で喜んでわりぃかぁ!と居直るつもりはありませんが、久し振りに逢ってみると嬉しいもんです。しかも狙い通りに出ると嬉しさ倍増です(撮り手は夏にトラップでもするべいか!?と諦めてましたけどね)。なかなか立派な虫体ですが、実はこの個体の前に一頭☆にしてしまいました。御免ネ。 |
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またまた身近な所を見落としていたのかもしれません。 バーベキュー客やテニスを楽しむ人のための公園で、 フィールドアスレチックも整っています。 この手の公園としてはちょっと不思議で、 橡(くぬぎ)などのクワ・カブ好みの樹種は見かけませんでした。 スズメバチを嫌っているのでしょうか。 この日はキイロスズメバチを一頭見かけただけで 他に“越冬スズメ”はいませんでした。 竹も気になりますし、春先にもう一度訪れたいと思います。 |
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