幸運も打ち止め?

2006年3月4日 アオオサムシの勢いでアカガネオサムシに再見!

実は、標本が破損してしまったため、今日はアオオサムシを狙ってやってきました。

車を停めた裏手で、桜の伐採木がありましたので、行きがけの駄賃に少しもらっていきます。それとネムの細めの枝も少し拾って行くことにしました。

・・・と採り手が、私(撮り手)に「ここ、スゴイよ」と指さすので、見上げてみると

(゚O゚)

 ぎょえ〜っ

 

奥までびっしりとヨコヅナサシガメが詰まってます。一頭だけ離れてるのはなぜ?

まさか見張りじゃないですよね?

さっさっと崖を探しましょ!

掘り掘り掘り・・・

で、いきなり出てきたのが、
カール。じゃなくて
ルイスオオゴミムシでした。
(親爺ギャグ陳謝)

とても美しいゴミムシです。

さて、横方向も削っていきます。

やたっ!

早かったなあ、

あっというまにアオオサムシに辿り着きました。泥がついちゃってますが、さすがに奇麗奇麗。

嬉しいです。

結局3頭、サイズも色味も微妙に違う個体を得ることができました。

上等上等!

予想外に早く、アオオサムシを獲ることができたので、勢いに乗って先にある湿地方面に出掛けてみました。

湿地といってもものすごく狭いところなんですが、近くを流れてる川が、上流では流域を接していて、そこを伝ってもしかして、、、、

ぽわぁ〜ん と強烈な臭いとともに出ました。いつものアオゴミムシ

かなりの数がいます。前回もアオゴミムシのいた奥から出てきたのですが

マジすかぁ!

いちゃったみたいです。

嬉やアカガネオサムシです。

この、エリトラが、翅鞘が、鞘翅が、上翅が

深々と刻まれた紋章が、なんともカッチョ良いじゃありませんか。

さらに同じところには

ウスバカミキリの赤ちゃんです。

ノコギリカミキリの幼虫もにているのですが、先日教えてもらっていたので、今回はばっちりです。

Genkaさんありがとうございました。
    ▼
 
東京昆虫記録館

赤ちゃんは埋め戻して、近くをもう少し削ってみます。

わぉぅっ

もう1頭でました。正直嬉しいです。

近くに良さげな朽ち木が何本かありましたが、今回は触らないことにしました。生息密度が不明ですし、とても狭いところなので、たった二人でも、手当たり次第に削りまくるのは、採集圧になりそうに思えたからです。

ということで、車を飛ばして別の河原を目指します。(ヒメマイマイ狙い)

葛の枯れ葉でびっしりです。とても夏には入れそうもありません。

入ってみると、とても雰囲気のある柳の倒木が沢山転がっていますが、どうも水没が良く起こっているせいか、オサムシやヒメマイマイの姿はありません。

少ないながらも見かけたのは

コクワガタ君でした。

彼はちょっと怒ってるのかな?

2頭とも埋め戻して、本日は終了です。

ここでは、何も採れませんでしたが、今日は最初と次の場所でアオオサムシ、アカガネオサムシが採れたので、振り返る景色も気分良く眺められるってもんです。ハイ。

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