輝く赤バッチの素敵なムシ

2006年5月初旬 採集記というよりは

案外身近な存在だったという記録なのであります。

がたたんっ ごととんっ

と、電車がうるさく通り過ぎる線路脇の駐輪場です。ただいま5月6日午後5時をまわったところです。合い鍵を作りに駅までのこのこ出てきた撮り手です。

そろそろ帰宅する人の姿も増えてきているし、なぜかお巡りさんも監視(?)ひとりバイクに乗って見回りにやってきています。そんなところを覗き込む怪しい男1人(撮り手)、「そこのひとっ!」なんて誰何(すいか)されたらどうしようか・・・結局良くも悪くもオーラのない撮り手が誰何されることはありませんでした。

むふふ

数ヶ所ですが萎(しお)れております。

しかし、先日も食痕は見つけたもののご本尊は見つけられなかったので、・・・

しばしルッキングしましたが、だめでした。仕方なしに、萎れた部分を摘(つま)み取って開いてみました。

こんちゃ!

ああ、いたんじゃないですかぁ

キクスイカミキリです。

胸(前胸背)の赤バッチが素敵です。脚の腿節(たいせつ=ももの部分ですね)も赤味があってなかなか洒落者じゃないですかぁ。

(写真は室内で撮影したもの)


こりゃぁいち大事
(でもないか)!

急遽採り手に電話して、“眼助け”を頼むことにしました。

待つこと数分、ひゅんっ と 自転車で採り手が駆けつけてくれました。

現場周辺を二人でしばしルッキングしましたが、追加できません。

→ 発生していることは間違いないので、

採り手は自転車で10分程の図書館(森に囲まれ、近くに土手も)を探索に、

撮り手は線路脇をもう少し先まで探索して、追加を狙うことになりました。

 

残念ながらこの日は追加は得られませんでしたが、

身近なカミキリであることは確認できたわけです。

さて

連休も明けて5月9日。

撮り手単身赴任先の熊谷郊外です。

上越新幹線下、通勤途中の抜け道です。交差点手前で徐行したとき、数株のヨモギがあるのに気付きました。

なんだか萎れてるような・・・老眼なので、遠くは普通に見えますハイ。

路肩に停車して確認してみたら

うほほっ!

連休ボケの網膜に

赤いバッチが飛び込んできました。

ポケットからS4(コンパクト機はできるだけ持って出るようにしています)を出して、パチリ。この間わずか5分足らずでした。

生態写真撮れちゃいました。

室内撮影です

寄って寄って・・・

 

流石(さすが)いなかの会社は違います。

スギカミキリもこことは違いますが、会社近くの杉で確認しましたし、

季節ごとに15分も早起きすれば、周辺チェックができるかも知れません。

次の“ドジョウ”は、何かなぁ。

ほぼ放置された葡萄(ぶどう)棚もあるにはあるんですが、

一株だけで、三差路の三角州のようなところで、

車の往来が激し過ぎるし・・・

チェックチェックの積み重ねが必要ですね。

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