荒天から好天へ 2006年5月21日 茨城県南部 帰り際Mさんと合流キクスイの飛翔確認 |
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好天です。 昨日の荒天が嘘のような好天です。 すっかり晴れ渡っています。 |
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家ノ前の電線のスズメも何となくのんびり楽しそうに見えます。これから一日楽しく過ごすんだろうなあ。 こっちだって負けないのであります。だったらどう勝つっての!? ひとりツッコミは止めて、採り手と連れ立って出掛けます。 |
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ほらね。 中央正面に見える樹は、何度かご紹介していますが、アオスジカミキリに穴だらけにされ、樹皮裏にはヨコヅナサシガメの幼虫がびっしりと越冬し、先日は越冬後の幼虫と成虫になった大型個体が入り乱れていた、なっがぁ〜い前置き付きの寿限無のようなネムノキです。 その寿限無ネムノキもちゃんと生きていて、芽吹いています。 |
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暑いです。 採り手は半袖Tシャツです。 撮り手も半袖にメッシュベスト、 もう夏姿であります。 メマトイうぜぇ〜っ!という季節になってしまいました。 まさか、メマトイ好きな方、いませんよね |
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コアオハナムグリ 常連さんですが、今までちゃんと写真を撮ってませんでした。良く見ると毛深くていらっしゃる。 今日はモモブトカミキリモドキと勢力争いをするかのようにあちこちの花に来ていました。 |
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(拡大画像ありません) 『キセイバチの羽化かな?』 採り手の声に先日ホタルカミキリが湧いていたネムノキを仰ぎ見ると・・・????? お尻が出てるなぁ! で、幹の下の方には。。。 |
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06/05/25:ヒメウマノオバチとさせていただきます。 キセイバチの仲間でしょうか。 べっ甲色の奇麗な蜂が穴を覗き込んだり、入ってみたり、獲物探しでもしているような仕草をしていました。 この樹には他に何頭も訪れていました。 |
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(拡大画像ありません) 続いて、まだ開いていないですが、エゴノキの蕾を掬ってみました。 シロシタホタルガの幼虫です。 この辺は普通のホタルガだけと思っていましたから。シロシタホタルガもいることが判ったのは収穫でした。 |
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はい お待たせしました。 モモブトカミキリモドキです。 これも、あまり熱心に撮影することがなかった虫ですが、こうしてみると、なかなか様になってます。 沢山いました。 |
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アカスジキンカメムシの幼虫です。 奇麗ですね。成虫はもちろん奇麗な虫ですが、幼虫も見事なサイズで、風情の良い虫です。 半翅目のコーナー作っちゃおかな。ただいま考え中です(撮り手)。 |
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ツマグロハナカミキリです。 “旧知の仲”ですが、やはりカミキリが出てくれると嬉しいです。 |
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木漏れ日の散歩道もなんとなくイイ感じです。 虫のシーズンかな。相変わらずメマトイはウルサイですが、これに薮蚊も加わってくるといよいよ夜の森も楽しくなる季節になります。 |
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撮り手が単身赴任先の熊谷に戻る都合もあるので、そろそろここを切り上げて、帰りながらヨモギチェックでもしようか、ということになりました。 |
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(拡大画像ありません) おっ 幼虫写真はなんとか見られるものになったのですが、成虫がまだだったので、ナイスタイミングでした。 でもこれ、ヤラセです。偶然飛び込んできた個体を手近な草地に置いたものです。トホシテントウは草食性で、カラスウリやブドウヅタのような蔓植物に良くつく虫です。 |
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せっかくなので、飛翔直前を狙いましたが、連写モードにしていなかったため、この次のショットは、草だけ、といういつも通りの結果になってしまいました。 “草だけ写真”飽き飽きなんですが、なぜか増えます。デジタル時代でなかったら、大変な資源浪費であります。 |
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(拡大画像ありません) シロシタホタルガの幼虫がクモに捕らえられてました。 普通ならあまりこういうケースは想定できないので、蛹化シーズンなんだろうと思います。 |
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Mさん登場! 何やかやと寄り道しながら、駐車場について、帰り支度もほぼ終わり、出発しようとしていると、隣に滑り込んだのが、ハイパー探索車M号です。 本日はこれにて。。。。 |
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いやいや。まだ終わってなかったんですよ。 終わったのは撮り手だけですから。
この後採り手とMさんはヨモギチェックをしたそうです。 結局、ヨモギでなく菊で活発に戯れるキクスイカミキリを 相当数見つけたそうです。
採り手からは携帯メールが、Mさんからはe-mailが 相次いで届き、よかったなあ、と思いつつ、 キクスイの飛翔を見られなかったのは 残念だなあ、と思うのでありました。
本日はこれにてホントに終了です。 |
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