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こんなのもあるんだぁ・・・

2006年7月1日 奇妙?いえいえ、興味深い蜂の産卵を見てきました。

ま、なんと言いましょうか。

梅雨の晴れ間に定点チェック?

いえまあ、とにかく出掛けてきました。

今日はカミキリ、少ないですはい。

多分最後になるだろう

自宅で羽脱した

アオスジカミキリを里帰りさせます。

 

じゃね!

はい、では

付近を散策してみます。

マメコガネです。

気温が上がらないからでしょうか?今日はカミキリが見当たりません。

 

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ネムノキにキノコが育ってます。

なにやらついてますね。

ネットをあてがうと

ぱらぱらと落ちました。

ゾウムシですね。

それも全身真っ黒です。

 

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こちらは茶色の斑模様が・・・

自宅に戻って調べたところ
真っ黒タイプもこの斑のものも
キノコヒゲナガゾウムシと判明しました。

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よくよく見ると、茶色の毛がないものが真っ黒タイプのようですが、スレじゃなく、最初から無毛タイプなんでしょうね。割合は半々くらいでした。

ともあれ、カミキリは出てきてくれそうもないので、場所替えします。

さて、前回ホソトラカミキリが

沢山いた材置き場に到着です。

前回も多くいてくれた

ゴマフカミキリです。

かなりの頻度で出逢いますが、今年はちゃんとした写真をものにしたいと思ってます。

なかなかこれだという写真は撮れません。

 

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こちらはペアです。

ここでは10頭ほど見掛けたでしょうか。

あと写真は撮れませんでしたが、ホソトラカミキリも見掛けました。

それとヨツスジハナカミキリも飛来してくれたのですが、数も種類も少なく、静かです。

気温以外に違いがないと思えるので、気温の高いときに再チェックしてみようと思います。

チャイロホソヒラタカミキリ

う〜ん、

妙に奇麗に展足されちゃってます。

生きてたらよかったのにねぇ〜

この色は初めてだったので、残念です。

近くの桜には半立ち枯れ状態のものがあって、クワガタの産卵マークがいくつもついていました。

よくよく見ると、いましたいました!

コクワガタの♀のようです。

産卵に来ているんでしょうね。

まったく意味が判らなかった、

四角い桜です。

どういう加減か、枝が四角く伸びています。

??????

面白いこともあるもんだ、と思っていたら

やっほ!

シラホシカミキリ

翔んできてくれました。

う〜ん、今日は特に嬉しいかも。

 

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やっぱり良いカミキリですねえ。

こちらは、クモを運ぶ狩りバチです。

材置き場の奥の方に引き上げていました。

かなりこのようなシーンが見られました。

蛾好きの撮り手にはちょっと嬉しい変わった蛾がいました。といっても珍種じゃないんです。

この頭の上まで突き出しているのは、触角じゃなくて、下唇鬚(たぶん“かしんしゅ”と読みます)という、テングチョウの『テング』の部分と同じところだと思います。延ばしたらテングチョウも完敗でしょうね。

ハナオイアツバと言うそうです。

 

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シリアゲコバチの一種

産卵中です。

これと下の写真、よくご覧下さい。

最初は何が起っているのか、寄生されて中から羽脱しようとしているように見えました。

Genkaさんに情報をいただき、これが正常な産卵シーンだと知りました。

 > いつもありがとうございます。

 

もう何度も申し上げていますが、フィールドでは『生まれて初めて』の出来事にたびたび出逢う事がありますが、これはかなり大きなサプライズでした。

 

 

拡大画像あります

その後筑波山方面を流してみましたが、カミキリには出逢えませんでした。

 

で、去年の7月中旬、ヤツメカミキリが沸騰していたところで・・・・・

 

クサギカメムシ

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アカサシガメ

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といったところで、本日の『アオスジカミキリの里帰りついでのチェック』は終了です。

 

本日のカミキリ

・ゴマフカミキリ 多数 ルッキング@材置き場

・チャイロホソヒラタカミキリ(死亡体) 1ex ルッキング@材置き場

・シラホシカミキリ 1ex ルッキング@材置き場

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