危険の報酬??? 2005年3月20日 散弾浴びて散々でしたが。。。。栃木県南部 |
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汗をかきながらネットを振る、という行為が、虫採りの醍醐味でしょう。 しかし、今にして思えば、色彩の乏しい冬に、目の覚めるようなマイマイカブリとの出会いを経験したことが、シーズンオフだと考えがちな冬に“宝探し採集” = 材採や、土削り、の楽しみにはまり込む、きっかけになったわけです。 冬も楽しいのであります! 栃木に彼岸参りに行ったついでだったんですが、採り手の祖母の実家近くにキレイな河原がありまして、(“思川”という洒落た名前です!)そこで、土手やら朽ち木やらを漁って、冬越ししてる虫を探してみようか、 、、、と出向いたら、(近くに人家も多いのに)地元の猟友会が集まって、橋の裏に巣を作るためでしょうか、鳩(に見えました)を撃ち始めました。 な・な! なんだぁ おっちゃん達! やめてくれ〜 びっくり(@o@)です。ホント。改修工事の邪魔になるので、駆除するか、追い払うんでしょうが、こっちはたまったもんじゃなかったです。水平撃ちこそしませんが、発砲後5秒くらいで、ぱらぱら散弾が近くに落ちてきまして、ついには車の屋根にも降り出しました。 こりゃタマランと逃げ出し、下流に2キロ位は車を走らせたと思います。あまり良さそうなロケーションではなかったですが、折角なのでそこで降りて、土や朽ち木をがりがりとやっていたら、ヒメマイマイカブリに遭遇しました。冬眠中は集団でいることが多く、一度に100頭位採れることもあるらしいのですが、1頭だけでした。 オイオイ(^^) 彼岸参りのついでだったので、わずかな時間しかいられませんでしたが、それでも、胸の青光りと鋭い顎は流石に見事で、心躍るものがあります。何より 冬も楽しい! と 判ったことが、最大の収穫でした。 写真(現場では撮れる気分じゃなかったですってことで全部標本になってしまいました)上から コホソクビゴミムシ アオゴミムシ ヒメマイマイカブリ |
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