ちょっぴり嬉しく緒切誕生

2005年5月10日　拾っておいた団栗からハイイロチョッキリが誕生しました

昨年拾い集めて、プラスチック水槽に置いていた“緒切枝先団栗”からハイイロチョッキリが羽化しました。

こんなふうにバラバラと置いて、下にはクヌギ純太君系などを入れおくと、潜り込んで蛹室を・・・・翌年の初夏から夏にかけて羽化して出てきます。ひょいと覗いた時に、ケースの天井につかまっている姿を見つけると、ちょっと嬉しいです。

5月10日生れ

右の後脚を痛めてます

5月11日生れ

少し大きいです

緒切（ちょっきり）は、小型ですが、カッコ良さと

可愛らしさがうまくミックスしていて、

素晴らしい昆虫のひとつです。

団栗などに穴を穿（うが）ち、産卵した後、

枝先を切って落とすのでチョッキリと言われるのですが、

シギゾウムシ全般に、大好きです。

嘴の先にドリルのような“歯”が内蔵されていますが、

ドングリはもちろん、ツバキシギのように椿の実にも

穴を開けて産卵してしまうのには、感心します。

毎年のようにドングリ拾いをしていましたが、羽化率は

それほどよくないようです。

（他のWebでは１割位とおっしゃっているところもあります。）

自然状態だともっと効率は落ちるんでしょうね。。。

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