単独ライブは辛いヨ

2005年6月21日 撮り手単独行@秩父
1人で探ったり、撮ったり、採ったりは大変なのであります。

ヒオドシチョウ

入り口でいきなり出迎えてくれたのは、ヒオドシチョウでした。

筑波では夏眠しているところを、何度か摘んだこともありますが、さすがに山の雰囲気が盛り上がるってモンです。

他に、カナブンやスズメバチも元気にしてました。

近くのベンチ裏から、どっこいしょと森に上がったところですが、周囲は間伐したのか、粗朶と呼ぶには立派な伐採木がそこら中に置かれています。

 

こんな状態は初めてです。これは期待しちゃって良いですよねえ・・

ゴマフカミキリ

 

君はいろんなとこにいますね。

ま、他に何もいないと困るので、

取り敢えずのワンショット

ウスイロトラカミキリ

おんやぁ!? 見慣れないカミキリです。

普通種らしいですが、ワタクシには嬉しい“ハジメマシテ”でした。よく見ると、あっちにもこっちにも、いることいること。

こんなにたくさんいて大丈夫なの?と心配するくらいいます。

それにしても、普段は息子が採ってくれるので、ワタクシは撮るだけで良かったんですが、一人で来ると大変です。中型以下のサイズのカミキリムシは非常にすばしこくって、素手で掴もうとすると、本当にあっという間に姿をくらましてしまいます。

仕方ないので、軍手をして、軍手のケバにでも足先がひっかかってくれればしめたものと、挑みますがことごとく失敗してしまいました。手にしたのはたった一頭だけです。こりゃどうしようもないかと、思ったときに、ふとフィルムケースを被せてしまう、という技(と言ってはだめですよね)を思いつき、試したところ、これは案外うまくいって、ほぼ半分位の確率で、採集できました。

採集すれば後はじっくり写真を撮るだけですが、森の中は意外に暗いので、これも簡単ではありません。なんやかやとそれなりに成果もありましたが、結局のところ普段息子がいてくれる有り難さを痛感したわけです。

ってこはすべてを一人でこなしていらっしゃるRさんなどなど上級の方々は、本当に尊敬に値するんだなと熟く思ったのでありました。

持ち帰り個体

キイロトラカミキリ

キレイです。速いです。沢山います。

素早いので、撮影は大変でありました。

クロホシタマムシ

これはあまり数がいないし、すぐに飛んじゃうので、現場撮影はあきらめ、持って帰ってフィルムケースの中でオトナシクなったところを撮影しました。

キレイだなあ

拡大画像

マルクビケマダラカミキリ
出掛ける途中、熊谷市内で給油しているときにふと見ると、愛車の横をカミキリが歩いているではありませんか。早く給油を、早く給油を、もっと早く終わらせて!!!必死になっても、ガソリンが下りてくるスピードは変わりませんヨね。とにかく、目をそらさぬよう給油を終え、キャップを慌てて閉じ、そっと摘んで持って帰ったのですが、名前が良く判りません。

オオクワと、ベニバハナカミキリでお世話になった「カミキリ党」さんでまたまた回答をいただきました。いつもいつもありがとうございます。

るどるふさま

テンプルさま

 

“撮り手”であります。

いつも“採り手”を息子が務めてくれているので、

おこぼれ頂戴、たなぼた方式で、デジタルカメラの

バッテリー切れ、メモリオーバーだけを気にして

森にいることを楽しんでいましたが、

今日は勝手が違いました。

 

   21日所用で銀行に出掛けるなどする必要があって、

会社を休む必要があったのですが、

午後に少し時間があきました。

このまま単身赴任中の暑い寮で、夜を待つのも淋しすぎるので、

秩父郊外を覗きに行ってみました。

   毎年息子と行っている公園ですが、おっとっとなことになってました。

こりゃ、正式訪問を計画しなくっちゃ!

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