長黄金

2005年9月3日 茨城県南部:Mポイントの偵察に出かけました。
あわよくば、カノコサビ、ブドウトラもと考えましたが、こちらは大外れでした。

採り手の伯父Mさんが見つけた、合歓の木だらけのポイントを覗きに行きます。前回M車に採り手が同乗して見回りましたが、今回は撮り手の車で、記憶を辿り、確認しながらの場所探しなのです。

つくばエクスプレスが近くにあることを目処に、地形をマッチングさせながら、迷うこと30分位でしょうか。無事駐車場に車を入れました。ナビにマーキングして歩きます。

公園の一角に、妙に葉っぱが纏まっている部分があるので、めくってみたところ、こんな立派な繭(だと思います)が出てきました。

一体何者でしょうか?“幼虫図鑑”の掲示板に問い合わせたところ、な・な・なんとナガコガネグモの卵嚢と判明!

どうもありがとうございました。

それにしてもちゃんと中を覗いておけば良かった!

9月とはいっても、たっぷりと焼かれた公園の暑い舗装にはマメハンミョウが歩いています。

元気だなあ・・・

結構な毒をお持ちだと伺っていますし、私たちの趣味の対象からも外れていますので、お写真だけということにさせていただきます。

うろうろしているうちに、目的地に到着です。

季節外れの栗が咲いているところがあったので、掬ってみたところ。。。。。。無口になりそう。。。

見事に立ち枯れた合歓の木です。

こんなのが何本かあって、後ろにあるネムも脱出口だらけです。

つまり、っていうことは、結局、アオスジカミキリの天国になっちゃってるってことですよねえ。

ここ、振り返って、ほんの少しで住宅地なんです。

その証拠に

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樹から下げられた、ブランコなどの手作り遊具が、いくつか見られます。

下生えも奇麗過ぎるほど刈り込まれています。

夏休みには、子供たちの歓声が響くことでしょう。

 

ついでに、あちこち叩いて、カノコサビかブドウトラでもと思ったのですが、

影も形もなく、まったく落ちませんでした。

今回は撮り手兼運転手同行で、

ナビにマーキングすることが目的でしたので、

無理やりにでも、クリア!

ということにします。

下見の結果、来シーズンは期待できるな、という結果になりました。

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