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フィールドワークの小物たち

便利な道具や小物たちです。使ってみて良いものがあれば追加・更新していきます。

ケース類

ねじ釘類を入れるケースを愛用しています。

何重にも積み重ねられるのが便利で、ホームセンターで300円〜500円くらいで小型〜大型の昆虫に一通り対応することができます。

ポリエチレンなどは、透明感はないですが、汚れも落ちやすく、壊れ難いので便利です。アクリル系は透明度が高いのですが、ネジ込み部分が欠けやすいのと、ゴミムシやオサムシを入れた後の臭いが抜け難いのが難点です。

注意点は蓋がスクリュー式のため、ふ節や爪が挟まりやすいことです。

・・・で、こんな風に使います

中に入っているのは、15〜30ミリ位までのトラフカミキリです。中型のケースを利用しています。

ブルーの透明なケースは100円ショップで購入したものです。


その他のケース類
です

左上の大型のものは100円ショップで見つけたもので、小型のムシを8頭入れることができ、さらにこの部分を取り外すと、大型の昆虫も余裕で入ります。
上中央は定番のフィルムケースですが、入手が難しくなってきました。
右上は、ホームセンターでひとつ200円位ですが、クワガタや、ミヤマカミキリなどまで対応可能です。
左手前はおかず入れで、3つ一揃いで、スーパーや100円ショップで手に入ります。
右下は、ドラッグストアなどにあるピルケースですが、割高なので、最近は買っていません。


長靴

ブッシュ、特に竹薮などでは破れやすいので、高価なものは買いません。安物でも十分役に立ちますが、底に鉄板の入ったものは少し高いですが、安心感が違います。

蒸れますが、足首からスネへの薮蚊の攻撃を防いでくれるし、ゴミの侵入もないので、夏もできるだけ履いた方が良いです。

冬は保温効果もあるので、薮が枯れていても履いた方が俄然行動にゆとりが出ます。


意外に滑りやすいので、快適とは言え、傾斜地では慎重に行動します。


手斧(的なもの)

レンガや瓦用の工具を流用しています。

朽ち木や、小崖を崩したり、石を返す時に使います。

私たちは土牛というブランドの鉱石ハンマーのような形状のものを利用していますが、割材には手斧型の方が使い易いようです。


フック

腰に道具を下げるのにいろいろなフックがあると便利です。これは、マグライトのホルダーに土牛製ハンマーを下げているところです。

この他に、電工用ベルトに工具入れをあれこれつけて、カメラなど一通りを納めてしまう方もいらっしゃいます。


携帯灰皿

洞に潜んでいる昆虫を、いぶり出す時にタバコを使う(06年01月現在まだ未経験ですが)ので、最低のマナーとして100円ショップで、とりあえず買っておきました。


・・・で

タバコとライターですが、

タバコは験を担いで“ラッキーストライク”って、そうは問屋が卸さないでしょうけどねえ。。。。

しかも、これが強いこと強いこと、ムシの前にこちらが参ってしまいそうです。ハイ。

ルーペ(虫メガネ)

必須ではありませんが、同定したり、標本のゴミ取したり、とげ抜きにと、あると便利です。

左の大きなものはバザーで買ったバッタ物で100円ですが、結構便利です。その他はNikon製です。

 

蘊蓄系ルーペ解説

写真をクリックしてお入り下さい。

ビギナーズ酢エチ?

ブレークリーンという車用品です。

ホームセンターなどで数百円で売っています。許可証不要、もちろん未成年でも買えます。酢酸エチルは身分証と印鑑がないと買えません。そういう種類の薬品です。また亜硫酸ガスを用いるかたもいらっしゃいますが、危険度はより高そうです。

お子さまなどと、楽しんでいらっしゃる場合は、お薦めできると思います。虫体の変色もあまりないようなので、我が家では子供が小さい頃からこれを使っています。

ちょっとした作業に刃物があると便利です。

左利きの私はできるだけ、両刃を使うようにしていますが、大きな方は電工ナイフで1.5千円位。とにかく丈夫です。実際は完全な両刃ではありません。小型のものは肥後守(ひごのかみ)もどきで、完全に両刃になっています。千円しませんが、それなりに使えます。

折畳み型のナイフは注意しないと、急に閉じて怪我をすることがあります。(私の手には今も消えない傷があります)

レーザーポインターです。

森の中、特に夕方以降の薄闇の中で、相方に場所を示す時に便利です。『あそこのクヌギの下から3つ目の大きく右に延びている枝が、後ろのエノキと重なるあたりの分岐を更に上に辿って・・・・』などとやらずに、

ポインターで『ここ!』と示せば、ちょー簡単。

普段は仕事でプレゼンや会議に使えばいいので、学生さんや有職者はひとつ持っておくと便利です。

単独行専門の方には不向きですけど。

タガネ的なもの

まさかりや鉈、手斧を持ち歩かない替わりに、これを持っていきます。材を深く割るときなどには、材にあてがい、瓦ハンマーで叩くと、狙いもずれる事なく、中に潜む虫を★にしてしまったり、作業中に怪我をする確率も低く抑えられます。

効率は悪いですが、気にしてません。

ゴム手袋

軍手と同じところで同じように安く手に入ります。

ゴミムシやオサムシ採集の時は、重宝します。

なんたって、あの香りを染み込ませた指先でにぎり飯を食べたりするのは、気が引けますから。

これと軍手は車に常備しています。

続く

 

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