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カンツバキ・寒椿  2017年02月27日c 千葉県

カンツバキ

Kan-Tsubaki
Hybrid of Japanese camellia and Camellia sasanqua in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Camellia hiemalis Nakai ]または
[ Camellia sasanqua Thunb. 'Shishigashira' ]
ツバキ科ツバキ属

ヤブツバキ(ツバキ)とサザンカの交雑品種だそうですが、サザンカの影響が強く出ているようで、サザンカとの見分けは難しいです。枝葉は低く横方向に伸びる傾向があるらしく、生け垣に利用されていることが多いです。
サザンカと同じように花は平開し、散る時は花弁に分かれて散ります。雄蕊もツバキと違い基部が合着しません。葉はサザンカよりやや丸みを帯びているもののツバキほどではなく、鋸歯の密度も中間くらいです。葉柄もサザンカは申し訳程度しか無く、カンツバキはかなり短いものの確認でき、ヤブツバキは短いながらも葉柄と呼べるものがしっかりあります。
※ツバキ属には品種も多く、サザンカとヤブツバキの交雑品種といわれるカンツバキ(背が低く生け垣にされることが多い)もよく見掛けますが、銘板がないと判らないことが多いです。
 

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