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コアオハナムグリ  2012年08月15日a 栃木県

コアオハナムグリ

[Oxycetonia jucunda (Faldermann, 1835)]コガネムシ科ハナムグリ亜科

クワの葉を日傘代わり?にして隠れていました。
どこにでもいるハナムグリで、やや小振りで毛深いのが特徴です。

一部例外がありますが、ハナムグリ類は甲虫の中でも特異な飛翔をすることで知られています。上翅(鞘羽)のえぐれた部分から、羽ばたくための後翅を、上翅と体にできる隙間から出して活発に飛翔します。

上翅を開いて翔ぶコガネムシ類とは小楯(しょうじゅん)板が大きな逆三角形になっているなどの違いもあります。またコガネムシ類の幼虫が植物の根につき、成虫は葉を食べるのに対して、ハナムグリの仲間の幼虫はカブトムシやクワガタのように腐葉土や腐朽した木などで育ち、成虫は花(粉)や樹液にやって来ます。

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