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竹も葦も縁薄く?結局オサムシを

2007年1月13日 ハイイロヤハズのポイントを探しにいきましたが・・・・・

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夕方に予定があるので、ちょっと出てみました。

自宅で新成虫が出てくれたとはいえ、ハイイロヤハズカミキリとは、ちょっと縁が薄いので、今日はポイントを探せないかと、そこらをうろうろしています。

しかし、出てくるのは

青い薬莢・・・・沈黙

撮り手の長靴は笹藪の中に分け入ると、笹の切り口が刺さってしまいそうなほど、柔。ま、安物であります。オマケに、世間様でいうところの『虫のオーラ』を感じることができないので、焦点もさだまらないまま、うろうろしていると、お尻に枯笹の切り口がちくり。危うくもう一つ穴が(^^)

オレンジの薬莢・・・沈黙↑2

 

採り手も蛾の脱出痕などは見つけたものの、いまひとつしっくりこないようで、こりゃ少し腰を落ち着けて、場所も再検討してみる必要があるな、とうことで、本日は矛先変更。

河原に入り、ちょいとほじほじしていると

かなり黒味の強いヒメマイマイカブリが。

青みのあるのも・・・

ホントは緑系が woo!woo! なのですが、目の前にこの美しい虫を見てしまうと、手ぶらでは帰れず、まだ少数派の黒系と青・紫系の完体を連れ帰ることになりました。

眩しい紅の主は

アカシマサシガメでした。

クビグロアカサシガメというよく似た種類がいますが、前胸背(だと思います)の上部が黒いので、区別できるそうです。

真冬の紅色は嬉しいです。

アオオサムシ

我が家のオサムシの基本であり、原点になっているのがアオオサムシです。採り手もまだ子供だったころ、近所の空き地でカップにカルピスを入れた簡易トラップで採集を試みたりしていました。今はスーパーになってしまい、面影もありません。

ヒメマイマイや、アカガネオサムシの越冬はこれといった『決めポーズ』は無いように思うのですが、アオオサムシは、土中に越冬部屋を作り、外に顔を向ける習性があるようで、掘り出すときには、まず最初に顔が出ます。

ツクバクロオサムシも同じでしたので、アオオサ系やエサキ系に共通の習性でしょうか。(アカガネが系統違いってこと?)

更に、ヒメマイマイカブリ

採り手にもようやく出せました。

(拡大写真ありません)下の写真をどうぞ。

黒味の強い個体です。

 

さらりと書いちゃってますが、結構興奮しております。ただ、一時よりは落ち着いて現場写真を撮るゆとりが出てきたことは間違いありません。

んなわけで、少しうろうろしながら戻ります。

採集記録的にはまったく盛り上がりもなく、終了ですが、何ヶ所か巡っているときに、“あの方々”が『狩人に誰何(すいか)される虫採り人(びと)』を演じた場所を発見。看板と、ほじほじした跡も一致であります。採り手によると、以前Webで見た廃車(良く判ったなあ、もしかしてあの方より、サイトの中身に詳しい?)もあったそうです。

ターゲットからは大外れしてしまったものの、まあ葦、もとい、良しとしますか(・・;)

 

次は・・・・ま、一応あれこれ考えてまして、

ちょっと確認してみたいこともあるんですが、

私が提案すると結果の良くないことが多く、

どちらかというと止めといた方が吉なのですが、

やっぱりチェックしてみたいような・・・・

 

今年も歯切れの悪い撮り手であります。

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