美麗ゴミムシ発見 2007年2月24日 撮り手の運動不足解消に斜面を歩こう! で、キワドイ斜面に取りついていると、歩かなくても踏ん張るだけで脚はぷるぷる |
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昆虫写真のサムネールをクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます |
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本日はこれといってハイライトがないのですが、初遭遇の奇麗なゴミムシもいたので、一応書いちゃいます。 撮り手の運動不足は深刻で、メタボリック症候群も洒落にならなくなってきました。本格シーズンを前に、少しは筋肉にシゲキを与えなくちゃね。とあちこち歩くつもりで出かけました。まず、この公園の裏にある傾斜地に向かいます。 |
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途中、強風のためか桜の太枝がぼっきりと折れて落ちていました。 びおすけさんの採集記が当然のごとく、ぼわぁ〜んと頭をよぎるわけです。 で、折れた枝先をチェックしてみました。 |
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ほよよ!斜めに切れてます。 何本か木屑が栓のようになっていて、“リンゴ姫”の可能性があります。干からびさせても可哀そうなので、目に付いた枝先を持ち帰り、チェックしてみました。幸か不幸か全部『外れ』でした。 東京昆虫記録館の掲示板で、アドバイスをいただきましたので、時期をみてまた探してみたいと思います。 |
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公園の奥、パークゴルフ場の裏手がきつい傾斜になっています。 採り手はすいすいと入り込みますが・・・ |
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おお〜い! 待っておくれぇ〜 撮り手はカメラをかばいつつ、取り残されてしまわないように、少しでもラクチンなルートを探しながら追いかけます。 それなりに越冬窩はあるみたいですが、かなり陽当たりが良いので、越冬昆虫は出てくれるでしょうか。 |
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スジアオゴミムシ んんん〜〜 相変わらず強いっすねえ、キミ。 |
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こんな乾いた垂直の小崖が続いています。 ここに立っているだけで、腿もふくらはぎもぱんぱんに張ってきます。トレーニングには良いですが、ふらつくと滑落して、下の小川にポチャリだなあ・・・カメラ一台が微妙にバランスを狂わせそうです。気を付けねば。これから先(実際は写真の背中側)は撮り手が追い続けるのはきついので、一段上を歩くことにしました。 |
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オオキベリアオゴミムシ で、そのきつい場所で採り手が出してくれた、初遭遇の美麗ゴミムシです。 現場写真が撮れなかったので、ケースを受け渡して、傾斜から出たところでパチリ。 ツクバクロオサムシやスジアオゴミムシサイズで、エリトラの緑と縁の黄がとても奇麗です。 |
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アオオサムシ ここにもいてくれました。定番のオサムシですが、まったく飽きの来ない不思議なオサムシです。 斜面に取りついて一時間弱。流石の採り手も脚に来たようなので、景色を楽しみに行こうか、ということになりました。風が強く今日は見通しは良さそうです。 |
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えっちらおっちらとやって来ました、いつもの休憩ポイント。標高はオッソロシク低いですが、見通しは悪くありません。 |
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梅の枝越しに霞ヶ浦も見えたりします。 |
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紅梅も・・・ |
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白梅も・・・ 見事に咲き誇っています。
下りながら、道路脇の土の“滑り”をチェックして、帰ることにしました。途中から同じ道を戻ることになるので、できれば先ほどの斜面の奥も見るつもりです。 |
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ツクバクロオサムシ 滑って露(あらわ)になった斜面から落ちました。今回は緑系は出ませんでした。 |
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キボシアオゴミムシ(右上) コキベリアオゴミムシ(左下) で、傾斜地の奥は、時間のゆとりも無かったのですが、これといったポイントは見つからず、足元の苔を剥がしてみたところ、ゴミムシが何種類か出てきてくれまして、それはそれで楽しみ方があるんだなあと、納得しつつ、日も陰り、冷え込んできましたので、本日は打ち上げであります。 |
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