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黄金色の葦原を見に

2007年3月3日 ナウシカ気分で遊水池の広大な葦原を眺めてきました

  アカガネオサムシにはじめて出逢った印象深いところですが、

  今日はホントにたいしたもんじゃないです。

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虫屋の朝は早い・・・と言いますが

撮り手は目茶目茶寝ぼすけです。なので虫屋にはなれません。無資格無免許であります。

ですが、ムシ好きです。採るのも好き、撮るのはもっと好き。さて、今日は何処へ?

日中に出発して、ちょいと遠いけど、金色に輝く葦原見たいね、と、採り手の提案。うん、時間的に厳しいけどムシはオマケでも良いし。

で、やって来ました。ちょーゆーめー遊水池。

広大な葦原が爽やかです。

この冬はほぼ満足行く成果が出ているし、景色を堪能させてもらえば充分満足なんですが、やはり来たら来たで、『ちょっと覗いてく?』

昨年はじめてアカガネオサムシに出逢った、小さな河原に降りて行きますが、今年は埃っぽいほどに乾ききった印象です。

まだ冬スタイルなのに、こう気温が高いとあっという間に汗が出てきます。

ハネビロアカコメツキ

乾き気味の材で5〜6頭は見ました。ベニカミキリよりも印象深い赤いエリトラが目に飛込みます。

キイロスズメバチ

この暖かさのためか、朽ち木の上に出ていました。付近は材採集の跡はなく、『こう暑くっちゃとても寝ちゃあいられねぇ〜』だったんでしょうね。

アオヘリホソゴミムシ

なかなか、雰囲気のあるゴミムシです。

アカガネオサムシ

乾いた材が多い時は、太い朽ち木をごろりと返して、接地面をチェックするようにしています。採り手のパワーに物を言わせ、“秘技大朽ち木返し”が決まった瞬間です。

朽ち木の底に走る溝に入り込んでいたのでしょう。見事にお腹を見せてくれています。

アカガネオサムシ

今日はヒメマイマイが出ればラッキーでしたが、出ませんでした。他にはあまり持ち帰るつもりも無かったのですが、このオサムシのエリトラ(翅鞘)を見るとついつい持ち帰ってしまいます。

ヨツボシテントウダマシ(右)

アオヘリホソゴミムシ(左)

朽ち木にハムシが!?と思ったのですが、“テントウダマシじゃん!?”と採り手の一言。なるほど。

なかなか愛らしい虫であります。

フタモンクビナガゴミムシ

昨年出逢った時は撮影に失敗してしまったのですが、ようやく撮影することができました。

撮り手的には、フォトジェニックで気に入ってます。

といことで、本日はこれまで。ホントにお粗末さまの自己満足で失礼いたしました。

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