早めの春がやって来た 2007年3月10日 埼玉県でスギカミキリ出現の話しを聞きつけ出掛けてきました 春の息吹と冬の名残を楽しんだ一日となりました |
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気分はすっかり春です。 菜の花が咲いてます。出掛けるつもりではいましたが、南関東ではスギカミキリもぽちぽち出始めているとのこと。桜はまだですが、チェックしないわけにはいきません。 |
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セイヨウミツバチ 沢山のミツバチがやって来ています。まだ天敵も少ないようで、心なしかのんびりと感じました。 |
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さて、公園の杉のチェック開始です。 こんな、明るく乾燥した自然度の低いところがスギカミキリには絶好のポイントになります。 |
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ヤニサシガメ べとべとぎとぎと個性的です。 美しいとは呼べませんが、個人的には外来の帝王、ヨコヅナサシガメよりはずっと好きなサシガメです。 |
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こんな脱出口がいくつかあって、脂(やに)が出ている杉は要チェックです。 スギカミキリは夜行性なので、昼間は樹皮が少し膨れ気味に捲(めく)れかかっているところに忍び込んでいます。捲れが無いときは、近くのスギや根元の落ち葉や木屑に隠れていることもあります。 |
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スギカミキリ(♂) おっけい!早速げと〜〜! ・・・ですが、サシガメに襲われたのか、動きが悪く、ぐったりしています。まあ、拾いもののようなものですが、初杉様です。これで発生していることは確認できたので、樹皮下に隠れている個体を探します。 |
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スギカミキリ(♀) まだ何本も確認していないのですが、樹皮下にお約束通り隠れていた♀を発見しました。もう♀が出ているということは、発生は1週間くらい前から始ってるのかも知れません。 なんだかあっさりとペアが出て、すでに目標達成的な状況ですが、更に周囲をチェックします。 |
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公園の明るいところにある 杉の中から |
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こんな風に脱出口があって 樹皮が捲れかけているところを、 |
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杉にダメージが及ばないように、 そっと捲れを持ち上げていくと |
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スギカミキリ(♂) こんな風に隠れているのが 見つかります。 |
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ヒメスギカミキリ(♂) あまり多くはないですが、ヒメスギカミキリもここには住みついています。 |
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今日は杉様タコ採れか? と思ったのですが、追加は得られませんでした。陽当たりが特に良く、幹の内部温度が高い場所にあった何本かから、羽脱したものに運良く出くわすことができたのかも知れません。 またチェックすることにして、次、行ってみよっ! |
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・・・と、やって来ました河川敷。 もえびさんがエゾカタビロオサムシを出した方面(だと思います)を覗いてみたかったのです。 この冬は念願だったヒメマイマイカブリも満足できる数に出逢え、アカガネオサムシも“ほぼ常連さん”にできたので、できれば肩幅のあるオサムシにも一目、ひょっとして、まぐれでも構わないので、狙うのは虫好きの基本。。。何をごちゃごちゃ、とうくんなばうと! |
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で、到着しましたが、乾燥気味です。 あまり迷っても時間の無駄なので、適当な材をチェックしながら、入って歩くことにしました。 |
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ヒメマイマイカブリ どなたかの採集記で拝見した景色の中、立ち枯れの洞の中にまだ何頭か入っていました。 殆どの材チェックされた跡がありますが、根こそぎ粉々にはなっていず、残された側や奥を何気に探ると、ヒメマイマイが出てきます。 |
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ヒメマイマイカブリ 取り出してみたところ、なかなか青みのある奇麗な個体です。 |
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(拡大画像ありません) さらに、2頭。 こんな乾燥したところにも入っています。 甲虫には湿度は優先項目じゃないようです。 |
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なかなか |
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美しいです。 スピードライトで撮影しているからか、エリトラ(翅鞘)まで青みがあります。 |
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コカブト |
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アカガネオサムシ 材ばかり見ているようですが、このオサムシを出したあたりで、土盛り(的なところ)や小崖を何ヶ所かチェックしているんです。 でも |
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ルイスオオゴミムシ 相変わらず奇麗なんですけどねえ・・・ |
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センチコガネ 嫌いじゃないんですけど。持ち帰ったし!? |
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ヒメマイマイカブリ 結局、肩広君には逢えず、今日はこれで打ち止めでありました。 |
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エゾカタビロオサムシがいることは判っているのですが、 そう簡単には目の前に出てきてはくれないようです。
本日の第一目標、スギカミキリは見事ゲットしましたし、 オマケにしては充分過ぎる成果も出せましたので ハッピーエンド。とさせていただきます。 |
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