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不思議もお馴染みもみんな奇麗です

2007年5月19日 茨城県南部 たいしたもんじゃないですが、一応記録。

  訳あって、公園の散歩でしたが意外に虫がいて楽しい一日でした

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本日は採り手の母と撮り手の母(あははは)の二人に付き合って、とある公園を散歩しております。

つくば市あたりにくると、公園も広くていろいろな植物が植えられています。虫もそこそこいるかな?

大型のゾウムシです
シロコブかヒメシロコブでしょう。
(拡大画像ありません) 

シロコブゾウムシ

採り手が葉ごとそっと引き寄せようとしましたが、予想通り落ちましたので、掌に置いたところ、今度は予想外に早く擬死(ぎし)から醒(さ)めてくれました。

ミドリカミキリ

いつもは材でのルッキングや花を掬(すく)って得ることが多いカミキリムシです。コゴメウツギに来て、隠れていたか休んでいたものでしょうが、こうしていると美しさが際(きわ)立ちます。

身近なカミキリムシですが、何度出逢ってもワクワクします。写真はありませんが、ここにはツマグロハナカミキリもきていました。

ツヤケシハナカミキリ

この面白い色使いは初めてでしたので、撮り手はかなりエキサイトしてしまいました。ガマズミに訪花していました。

ツヤケシハナカミキリ

こちらもガマズミに潜り込んでいた、お馴染みの色彩ですが、花粉塗(まみ)れで、前胸背は白い縁取りがされてしまっています。

ナカジロサビカミキリ

公園には珍しく半枯れ状態の枝を持つネムがあって、そこを見上げていると、ペアのカミキリムシのシルエットが見えました。採り手がプラケースを重ねた状態でようやく届く高さで、そのままケースの最上段に収まりました。

まだ、羽脱後時間が経っていないようで、とても美しい虫体でした。

クルミマルハバチの幼虫かも

撮り手の先走りで、見た瞬間『アゲハモドキだぁ!』と思い込んでしまいました。

実際はよく似た幼虫は何種もいるようで、同定に繋がる情報がまったく撮れていませんでした。

幼虫図鑑さんの掲示板にお訪ねしたところ、やはり特定は難しく(当たり前ですよねぇ)、『クルミマルハバチ幼虫の可能性』あり、とさせていただきます。

アホな問い合わせにもかかわらず、ご親切にご回答いただき、ありがとうございました。

 

・・・・これからは、脆弱(ぜいじゃく)な記録であっても、

フィールドで虫と出逢ったら、記録にしていこう!と決めました。

 

いつ?実は奥秩父に行った時に思い立ちました。

それなりに考えるところもあるのですが、

虫の多寡や珍奇度は人それぞれですし、

私達にとっては、フィールドでのプロセスが最大の楽しみで

時系列に些細なことも記録しておけば、地域の推移も判ってくるかも。

なんて、大げさなことでもないのですが・・・

 

ともあれ、これまで以上にショボイ記録も載りますが、

引き続きよろしくお願いいたします。

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