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見落とし発覚!???

2007年6月17日 つくば野で『初めて』体験。

  何年も通ってるのに・・・・初遭遇@いつものポイント。

  まだまだ通わないとだめですね。

昆虫写真のサムネールをクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます

今日は日曜日、撮り手は夕方には赴任先の熊谷に戻りますので、時間はありません。

なので、採り手の母親のショッピングついでに30分ほどつくば野を歩きます。ありがたいことに、つくば野に総合ショッピングセンターが出来ました。

冬に伐採されたシラカシの巨木。

食害もないのに、なぜ?森の中の見通しを良くして、バーベキューや、キャンプ、それにカブトムシを探しに来る親子連れのための整備作業かも。

小型の虫が翔び、走り回っています。

本日のカミキリはここともう一ヶ所ある伐採木置き場がすべてですが、ざっくり記録しておきます。写真はすべてこのシラカシポイントのものです。

キスジトラカミキリ

昨シーズンから良く見かけるようになりました。

ど真ん中直球勝負なトラカミキリです。

キスジトラカミキリ

活発ではありますが、時にぴたりと固まってくれるので、今日の3種の中では一番撮影はしやすい種類です。

キスジトラカミキリ

産卵中です。見飽きることの無い見事な前胸の膨らみ感がたまりません。

キイロトラカミキリ

本日の2大勢力のうち最大与党かも。

この森では初めてでした。

立ち止まってシラカシを見ていると、後から後から飛来します。そして忙しく走り回っています。

キイロトラカミキリ

裏側の個体は大人しくしています。

キイロトラカミキリ

ペアでいるときは、同じ種類とは思えないほど動きがありません。ヒメスギカミキリなどは、ペアもあっという間に動き出し、離れ、また別のペアができてしまいます。産卵のプロセスそのものも違うのでしょう。

エグリトラカミキリ

珍しく静かに佇んでいたこの個体に、走り回っていた個体が出合った途端、取っ組み合いになり、落ちました。そして、再び元居た場所に戻り、身体の手入れを始めたところです。(右前脚を手入れ中です。)

ムービー撮りたかったなあ・・・

エグリトラカミキリ

走っては止まり、止まっては走るの繰返しでした。

多くはカメラから遠ざかる方向に移動してしまいます。

エグリトラカミキリ

珍しくカメラに向かって近づいて来た個体です。慌ててしまい、ピントが胸に行ってしまいました。

森の裏側にはハンノキがあるので、チェック。

見事に枝打ちがされ、下生えもきれいに刈られていました。念の為近寄ってルッキングしたのですが、早くもハンノキハムシの幼虫が・・・

 

今回のような伐採木が発生時期に無かったなど、条件次第でしょうが、

キイロトラカミキリを今まで見逃していたのは、オドロキでした。

 

冬に持ち帰った材からはテツイロヒメも出ていますし、

相当の未遭遇種が潜んでいそうです。

 

 

引き続きチェックを続けます。

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