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日記より淋しいかも

2007年9月8日 茨城県北部 採集記というより単なる記録です

タテスジゴマフカミキリ、ゴマダラカミキリ。『ざっついっと!』でありました。

昆虫写真のサムネールをクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます

台風一過のPAであります。

陽射しが心地よく・・・なんちゃって、嘘!

ジメェ〜っと蒸し暑いのであります。

台風一過の晴天となれば、この時季手練(てだれ)の方々はオオトラカミキリを狙ったり、まだ湿り気の残る山でコブヤハズカミキリ関係者の逮捕に向かうのでありましょう。

そんなスイートでホットなポイントもエリアも知らない、見たこと無い、という見事なマルハ(初体験者)以前の状態の我々は、手掛かりの手掛かり、気配、雰囲気、ま、何でも良いんですけど、とにかく可能性ゼロじゃないかも知れない、茨城県の北の方にやって来ています。

そんな薄いところでマルハが動いても・・・

まぁ、当事者的には犬の散歩的ではありますが、楽しいことは楽しいので、笑ってお許しを。

県北の外れ近く、ブナも少しあるような場所に、ミズナラの太い枝が途中から折れ下っているところがありました。

葉の枯れ具合から昨日の台風の影響ではなさそうです。

何気に撮り手が叩いてみたところ

タテスジゴマフカミキリ

あらら???

何気に初採集種でした。

落ち着いてコメントしてますが、現場での撮り手は『ああっ、カミキリカミキリ!カミキリ落ちたぁ!初めてかも。来て来て!』と大声で採り手を呼び続けていたのでした。(お恥ずかしい)

全体はシルバーグレーの印象ですが、寄って見るとほのかに色づいた微毛もあり、素敵です。

触角や脚部には立毛が多く見えますが、エリトラ(翅鞘)には周辺部にしかありません。

ゴマダラカミキリ

付近の植生と、大きさから、もしやヨコヤマ某(なにがし)の残党かと色めいたのですが、ゴマダラカミキリでした。

それでも、懐かしく楽しい出逢いでした。

羽化不全か、トラブルか脚に問題を抱えて自由に動けない様子でした。季節的にも末期だと思われます。

アサギマダラ

アブなど不愉快昆虫を除くと、付近で一番多く見掛けた昆虫です。

羽化不全のようですが、ひらひらと舞う様子に不自然さは見られませんでした。

で、この山の山頂から少し下までをぐるりとしてみたところ、リョウブが非常に多く見られることが判りました。

花のころは面白いかも。

多くありませんが、ノリウツギも見受けられました。

キクキンウワバ

スピードライトのため、金色に輝く斑が写ってくれませんでした。

ナシカメムシ

サクラに良くつくそうです。

山への登り口近くの公園の四阿(あずまや)で見掛けました。この公園にはサクラが植えられていましたが、モンクロシャチホコの幼虫が大発生しており、丸坊主になっていました。サクラを食べ尽くした毛虫の群れが四阿の腰かけや、柱などいたるところを行進しており、壮観というよりは、恐ろしい程の勢いを感じました。

ヤモリ

自宅に戻ると、玄関の壁にヤモリが出ていました。カメラのレンズに対して非常に敏感な生き物で、手ぶらでいる時には相当近くで見たり、話しをしていても壁にはりついたままですが、カメラを構えた途端(とたん)に走り去ってしまいます。そんなわけで、足掛け2年もこのヤモリ君を狙っていました。そろそろ慣れてくれても良いんじゃないの!?

今日こそはと狙いましたが、やはり逃げられてしまいました。この写真は、写真の整理などを済ませ、落ち着いてから、2度目のリトライでやっと撮らせてくれたものです。

 

・・・てなわけで(って、どういう?)・・・

こんなとろこまでお読みいただいても、何にも無かったですね。

申し訳ありません。我が家的には楽しかったし、

世間的にはどうってことないようですが、初採集もあったので、

ちゃっかりアップしてしまいました。

 

最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

いつかご期待に副(そ)えるような(そもそも期待してない?)

採集記をばしっとアップしてみたいものです。

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