つくば野に初詣で? 2008年1月1日 雑煮を祝った後のチョイの間でつくば野初散歩 今年も『プロセス』重視で楽しませていただきます |
||
正月の筑波山です。この時期は空気が澄んでいて景色もきれいです。 元旦からやって来てしまいました。 雑煮を祝い、子供たちに形ばかりのお年玉を渡してしまった撮り手には、もさぁああああっとした時間が流れるだけです。ごろテレするにも毎年毎年同じような画像の洪水だし、せめて御染めブラザーズが健在でいてくれたなら、傘芸を楽しむくらいの心のゆとりはまだ持ち合わせているのですが・・・・ってことで、採り手に付き合ってもらって、つくば野にやって来たわけです。晴れて陽も高いので、つんとするほど冷えてませんが、冬の森特有の冷気をぐぐぐぃと肺の奥まで吸い込めば、それはとても気持ちが良いわけです。 筑波の傾斜も緩やかに見える静かな午後です。今年もよろしくお願いしますね! |
||
昆虫写真のサムネールをクリックすると拡大画像が別ウィンドウで開きます |
||
さて、慣れ親しんだ森に入ります。しぃ〜んとしてますが、駐車場は空っぽでもなく、家族連れが数組は森の中にいるようです。 |
||
シメ? トイレのドアに激突死したものと思われます。 ドアが暗くて奥まった位置にあって、見難かったにしても通常では考えられない事故ですが、カラスやオオタカ(この付近では見掛けてませんが)などに追われでもしたのでしょうか? |
||
エノキの根元を金網で何となく囲ってあって、オオムラサキの幼虫が踏まれたりしないような配慮でしょう。でも囲ってる範囲があからさまに狭いのですが、こんな狭い範囲で越冬するんでしょうかね? |
||
森の裏手に苔生した斜面が・・・ これなら埋め戻すのも楽ですねぇ。。。 家をでるときは採集気分ではありませんでした。 落ち枝があれば少し拾うかな、くらいでしたが、現場に来るとやっぱり手が出てしまいます。 |
||
アトワアオゴミムシ んんん・・・こんなのは『いつだってどこにだって』ケンメリ的にいますよねぇ〜 |
||
クロナガオサムシ あれ? 林内の朽ち木にはよく潜ってますが、ここで土から出したのは初めてです。 |
||
クロナガオサムシ いままで、こういうところを殆ど探していなかっただけで、案外普通に潜り込むのかもしれません。 |
||
林縁にぽつんとあるアカメガシワです。 落ち枝をチェックして、少しもらって帰るつもりです。アトモンマルケシやクモガタケシばかりでしょうけど・・・何か出ればそれなりに楽しいです。 |
||
小さい幼虫のお尻が見えました。 何本かもらったところで散策再開です。 (拡大画像ありません) |
||
湿った朽ち木からはお馴染みコクワっち。 (拡大画像ありません) |
||
朽ちかけた赤松の切り株の樹皮を剥がしてみました。 |
||
オオコクヌストの幼虫 宿敵です。 カミキリらしき幼虫はマツノマダラカミキリにしては頭胸部の膨らみが大きいようですが、じゃあ何かというと判りません。あらら。サビカミキリかアカハナカミキリ?それともトラカミキリ系?この森のお馴染みさんだろうと思いますが、取りあえず戻しておきました。 |
||
ヨツボシテントウダマシ 水滴が邪魔をしていますが、色と模様の他、前胸背もなかなか魅力的なシルエットなんです。 |
||
そんな風にして、1時間程でしょうか、 ちょうど森をぐるりと一巡りして 今年初めてのフィールド散策は、 ウォームアップにも足りないような、 またぁ〜ありしたものとなりましたが、
3日には生涯初となるビッグイベントが控えてますので、 これくらいでちょうど良いのであります。 |
||
>> KEI's昆虫採集記 << |
||