今年の茨城県はじめましては、やっぱり・・・ 2008年1月21日 この時季カミキリ好きの風物詩といえば、 ほぼ絞られるわけですが・・・・つくば野で初割りしてきました |
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広く手軽に楽しめ、それでいてシーズン中は案外得難く しかも魅力あるカミキリムシ。となれば
ハイイロヤハズカミキリ、じゃないかなぁ・・・と思うわけです。 しかも我が家は少々縁が薄く、根気も無いせいか、特に割り出しは苦手です。
今年の冬は少しお近づきになりたいものだ、ということで、出掛けてきました。 成虫を割り出したことはないポイントですが、付近にいる事は確認済みです。
今日は一頭だけでも新鮮な個体を出してみたいものです。 |
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あちこちポキポキ、ペリペリとして、歩く事30分弱。踏み込んだ仕事道の脇に疎らですが、笹が続いています。 |
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オオアトボシアオゴミムシ 気を散らしがちな撮り手は、脇に落ちていたクヌギの朽ち木にチョッカイを出しましたが、出た甲虫はこれだけでした。 少し先で採り手が食害痕や産卵痕のある笹があるのを確認、直ぐに割り出し作業を開始します。今までのイメージよりずっと細い笹が多いです。 |
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ハイイロヤハズカミキリ でたっ! 珍しく第1発見は撮り手でしたが、視力が衰えていて確認ができません。(笹折って出るなら他にないはずですけどねぇ〜。冷静さを欠いております)『見て!見て!見て!!!!』通販番組じゃあるまいし、声高に採り手に確認を頼んだのでありました。 |
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ハイイロヤハズカミキリ 程なく、第2ハイイロヤハズ発見! 案外細いです。 根元も『小指サイズ』よりは細い笹で、潜んでいたのは、柳箸やファーストフード店で飲み物についてくる太めのストロー位しかありませんでした。 |
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ハイイロヤハズカミキリ 珍しく後手にまわった採り手も、少しして大きな個体を割り出し、無事目的が達成されたわけです。 以前、竹に潜り込んでいた幼虫は親指くらいの竹で、見事に羽脱をはたしましたので、竹(笹)の種類と太さへの順応幅はかなり広い印象です。 それにしても、良いカミキリですよねぇ〜 |
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上手く出せて気分も好いし、時間もあまりないし、笹割りは切り上げて少し散歩します。 ここは、かつての万博会場の一部を残し、公園にしています。冬の平日はヒトも疎らで、犬を散歩させている数組くらいです。 |
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色付きはじめたスギをチェック ご覧の通り、立派な脱出口がたくさん見られるエリアもありました。 花見の頃は車を置くところがなさそうですが、ここのスギカミキリも見たいですね。 |
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やっと20メートル位でしょうか、なかなか近づけないカワセミです。 今回は105ミリレンズを装着していましたが、野鳥にはこの倍は欲しいところです。 中央部分をトリミングしましたが、携帯にも負けそうです・・・ で、最初の森の写真と次の一葉は携帯で撮ったものです。 |
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・・・橋の上から覗き込んだら餌を貰えると思って近寄って来て、結局何も貰えず、不機嫌そう?に帰っていくのでありました。。。
そんなわけで、また来ますねぇ〜 |
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1月21日(月)は先週の出勤の代休でしたが、 積雪の予報が出ていて、いつもにまして寝坊していました。 ところが起きてみると積雪も無く、地面も濡れていません。
軽く朝昼兼用の食事を済ませてから、 ハイイロヤハズの割り出しをしようと出掛けました。
得意種目でないのですが、今回は首尾よく割り出せました。
このカミキリを出した瞬間の嬉しさは一種独特で、 花掬いとはまったく趣を異にします。 叩き採集に近いといえば近い感覚なのですが、 高揚感は間違いなく強いです。
普通種ですが、とても姿が良くて、 久し振りの茨城県のカミキリと言う事も手伝って 満足度の高いフィールドになりました。 |
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