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おひさっ!のオサムシ確認です

2008年11月15日 何となく身近にいると錯覚しがちなツクバクロオサムシ

  2007年の暮れからまったく出逢っていませんでした。

  そうなると恋しくなってしまうのが人の常?

またまた間延びしておりますが・・・記録なので、

“記録”させていただきました<(_ _)>

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フィールド

寒くなったといっても、最近は“重装備”で山に入ることが少なくなりました。

ま、日中ということもありますが、近場なので、ふらりとやって来てしまいました。

夏なら茂みに隠れ、車から気付くことはなさそうな登り口に、そろりと踏み込みます。

ìポイントを登る

すたすたと登りはじめますが、すでにこの辺からポイントです。

ツクバクロオサムシに限ったことではないと思いますが、越冬中も乾燥せず、霜柱などが立たないようなところがひとつの目安になるようです。

この写真ですと、右の斜面よりは採り手左側少し先、こんもりとしたちょっとした傾斜に潜んでいたりします。

駐車スペース

振り返ると車2〜3台分のスペースが丁度ありまして、休んだり、景色(モミもあるんですけどねぇ〜)も楽しめますが・・・大したもんじゃありません。はい。(写真は07年春に訪れた時のものです)

冬になると『あれ!?こんなところに道があったっけ?』というようなところが、ちらほら見えてきますので、車さえ止められればオッケーなわけであります。

表層を探る

表層をチェックします。暗いのは日陰のせいと、コンパクトの内臓フラッシュの光量不足、そして撮り手の技術的な・・(以下省略)

ツクバクロオサムシはそれほど深くないところに多い印象を持っています。そしてこじんまりとした印象の越冬窩(か)に入っていますが、アオオサムシなど比べると体も小さいので感覚だけかもしれません。

プラケース

正味15分くらいでしょうか、何となく採れちゃいました。

え?私(撮り手)?

それは言わないで_| ̄|○

ツクバクロオサムシ

アップは室内で・・・

緑掛かった個体がさらりといてくれたのはラッキーでした。

全体で15〜20頭に1頭位、場所によっては10頭弱で出てくれることもあるようですが、今回は緑系の比率が3分の1という効率の良さでした。

ツクバクロオサムシ

紫色も悪くないですが、どうも日本人は緑が好きな方が多いんじゃないかと思っていまして、平凡ですがミドリカミキリもナイスですし、アカアシオオアオ、アオやオオアオなんかそれはそれは素晴らしく美しいのであります。

 

昨シーズンはさっぱりでしたが、

久し振りに訪れてみました。

ちゃんといてくれたのは何よりでした。

 

最近はカミキリの痕跡を求めて

歩き回ることが多くなっていますが

たまにはオサムシも良いですね。

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