KEI's昆虫採集記:採集記録バナー

あの方とツクバクロオサムシを・・・

2009年1月17日 茨城県:“Not Metabolic But Osabolic”

ほぼ1年振りに、びおすけさんとの再会を果たし、同行採集を楽しんだのですが、

採集記アップのあまりの早さに、“びおさんって双子かも?”疑惑浮上!?

常磐道

常磐道を北上しております。

みなさまご存知、達人の誉れ高く、超美麗サイトを運営されている びおすけ氏でありますが、騙されやすいのが玉に瑕!
『近々ツクバクロにチョッカイ出したいと思ってるんですが、茨城県って土地勘ないんすよねぇ』なんて撮り手に漏らした一言が運の尽きでありました。
ムヒヒぃ(^^)あの辺なら近いぞ。一緒に行っちゃおかなぁ。
何せ人生の荒波を口先頼み、自堕落に乗り越えてきた撮り手であります。ぬかりはございません。

SAへ

『折角なのでご案内しましょか!?』なんて、適当に理由を付けて同行を決めてしまったわけでありますが、“ご案内”と吹いちゃった以上、少しは出てくれないと困ります。当然採り手も連れ出さないわけには参りません。

『びおさんが一緒に行きたいって』

息子まで言いくるめようとする詐欺おやぢでありますが、昨年ご一緒させていただいた楽しさを忘れるはずもなく、採り手を騙す必要は無いわけで。そんなこんなで、お約束のPAにタクシングします。

びおすけ号と

『びおさん早いから、もう来てるかもよ』

“NEWびおすけ号”と思われる車の横にどたどたと停車。

やはりそうでした。中に入ると今まさに蕎麦を食べようとしているびおさんがいらっしゃいました。

お久し振り&本日はよろしくのご挨拶の後、私たちも買い物を済ませ、程なく出発であります。

ポイント到着

本日のポイントに到着であります。

・・・て、車の写真ばっかり。

スミマセン<(_ _)>

冬はこんな風に入り口が判るんですけど、夏場だとまず判りません。

ですが、案外多いんですよ、こんな風な取り付きが・・・などと知ったかぶりにご説明しながら、身支度を整えていざ出陣です。

びおさん登場

お待たせしました。

びおすけさん登場です。

ささっ、ずずずずぃっと奥までどうぞお気に召すままお掘りください。

キットいるはずですから(頼むぞツクバクロ、出てくれよぉ〜。できれば緑もちゃんと出ておくれ。お願い!)

やはり、気軽に『ご案内』なんて言わなきゃ良かったか?

突然弱気の虫に襲われる撮り手でありました・・・

びおさん採集中

びおすけさんが掘る

後に採り手曰く『やっぱりびおさんの集中力は半端じゃないね』

この付近、年によって変動が大きいようで、出る時は一ヶ所で“本日終了”になってしまいそうな数が出ますが、昨年はぱったり、今年も薄い印象でした。

そんな状況でも2桁出してしまわれ、驚くと同時に、ほっと胸をなで下ろす詐欺おやぢなのでありましたが、それはもう少し後のことでして、掘りはじめの30分位は不安でした。ハイ。

KEIZI採集中

採り手も掘ります。

すたすたと登って、採り手もそれなりに出していました。

一緒に採集中

二人並んで掘ります。

んん〜ん。なかなか良い絵だなぁ。

満足満足・・・

ツクバクロオサムシ

一応ちゃんと出てますという証拠写真です。

真上からフラッシュ焚いちゃったので、判りませんが、自然光で見ると緑との中間型のようでした。

蝉の幼虫

え?私ですか!?

背中の堅い虫になかなか辿り着か無いんです、これが。

不届き者には簡単に成果をくれないようです。

 

あ、甲虫!と思ったらツチカメムシだったり、表層直下でこんな子を引っ張り出しちゃったり(御免ちゃい)。

イノシシの痕跡

この辺りイノシシの遊び場のようで、立派な“沼田場(ぬたば)”がありました。

こういった沼田場(ぬたば)は、春には花見で賑わいそうな公園の片隅でも見られます。

山裾を望む

土ばかり見ていましたが、振り返ると案外好い景色です。

そんなこんなで、風も無く、気温もちょうど軽く汗が出るかというくらいの“山歩”日和を昼過ぎまで楽しませていただきました。

さすがびおすけさん、緑タイプも含め2桁達成。成果も出たところで撤収となりました。

どうもお疲れさまでした。

 

・・・帰宅すると、びおすけさんから『今某SAでラーメン食べてるよん!』とメールが!

あららぁ、さすがゆとりだなぁ・・・それじゃあ、こちらも“おやつ”にすべいか。

 

その後、持ち帰った虫の写真を撮り直し、夕食を済ませ

写真の整理を始めたころ、早々とびおすけさん採集記アップ!

あれぇ?さっきまで茨城県でラーメン食べてたはずなのに???

 

フィールドでのあの集中力を発揮した後、いくら栄養補給したとしても、

正に電光石火の採集記アップにビックリ(゜〇゜;)

 

ゴーストライターでもいるのか、もしかして双子???・・・(^^ゞ

 

私の場合、そんな下らない妄想してるからますます遅くなります。

 

ツクバクロの色比べなどの詳細につきましては

びおすけさん採集記をご覧ください。

相変わらずの手抜き、申し訳ございません<(_ _)>

 

って、ことで本日の虫の写真なんですが・・・

クチバスズメ蛹

大きな蛾の蛹

土から出ましたけど、どうみてもヤママユサイズですよね。

※幼虫図鑑さんのBBSに問い合わせたところ、クチバスズメではないかとのこと。無事羽化したらご報告させていただきます。

> くぷくぷさま

どうもありがとうございました。

クチバスズメ

『トビハゼか!』と突っ込みたくなるような楽しい頭部です。

いったい何でしょう?

ヤママユなら土中は無いでしょうし、土中ならスズメガ・・・スズメガでこんなに大きいのは見たことありません。

don't you know sanagi?(土中の蛹)

お後がよろしいようで

ツクバクロオサムシ

ツクバクロオサムシ

久し振りにじっくり見た気がします。やはり翅の堅い虫は良いですね。

 

他の甲虫が極端に少ない地域のようで、ゴミムシもゴミダマもクチキムシもまったく見掛けませんでした。

なぜ?

ツクバクロオサムシ

ツクバクロオサムシ

エリトラ(翅鞘)です。

ちなみに甲虫の堅い翅のことをエリトラと呼ぶのでありまして、つまり、甲虫好きな男子をエリトラマンなんて言ったりします。で、成長過程で甲虫から遠ざかった期間がある場合は、帰ってきたエリトラマンと呼ばれ・・・

お後がよろしいようで(その2)

びおすけさま

本日は、お付き合いいただきありがとうございました。

お陰さまで楽しい一時を過ごさせていただきました。

また機会がありましたらよろしくお願いいたします。<(_ _)>

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