はうどぅゆぅどぅ!みすたぁコジマ? 2010年04月11日 千葉県北西部 花の名残を惜しむ公園に一本のカエデが咲いていまして・・・・ |
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花の名残を惜しむような気分で、近所の散歩をしてきただけなんですけど、我が家的千葉県初(のはず)遭遇もあったことですし、最近はめっきり遠征が少なくネタ枯れということも(正直ちょびっとだけ)あって、一応記録し、アップさせていただくことにしました。 今シーズンもこんな具合のプチ報告が多くなると思いますが、 |
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桜の花を楽しめる週末もこれで終わりでしょう。風に舞う花びらが見事な午後です。歴史的背景を差し引いても、桜はやはり[見ごろ散り頃]なのでありまして、桜吹雪の中を歩くのを嫌う日本人はいないのであります。 どうもにゃあ・・・と感じる方はミトコンドリアを調べてみると、意外な事実が判るかも???? |
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桜のせいとも言い切れない、撮り手の妄想はさておきまして、 近所の公園内を歩くと桜の蘖(ひこばえ)の先端が妙な形に[剪定]されているのがちらほらと見つかります。 これは、一部の方にはお馴染み、リンゴカミキリの幼虫が切断したもので、先端が真っすぐのものと斜めのものがあります。斜めのものは間もなく成虫が出、真っすぐなものは翌年成虫になると言われるものです。この時季斜めならすでに成虫(多分テネラルと呼ばれる色の淡い未成熟の状態で)が潜んでいるはずです。これはどちらとも判断がつかなかったので、覗いてみることにしました。 |
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リンゴカミキリの幼虫 採り手がそろりそろりと割り進めると、元気な幼虫が潜んでいました。あらら[真っすぐカット]だったのね!こりゃまた失礼いたしました・・・ サージカルテープで閉じようと、ポケットを探ると 幸い、近くの蔓を拾って結んでみると、上手い具合に閉じることができまして、そっと離れることにしました。 > 拡大画像 |
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ウワミズザクラは花穂が出、蕾をつけています。花穂の根元に葉がありますので、よく似たイヌザクラと違うことが判ります。 花を見てもちんぷんかんぷんなので、花穂をチェックします。 つまり、花の季節以外に見分けるのはとっても難しい、ということなのであります。 |
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アカモンナミシャク 古いスギカミキリの羽脱口を確認していた一画で、新しい羽脱口を探しましたが見当たりません。どこかに移住しちゃった? アカモンナミシャクがぽつんととまっていました。
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ホソミオツネントンボ さらに散歩していると、ふわりと“イトトンボ”が翔び立ちまして、数歩先にとまりました。写真に撮って詳しく見るとホソミオツネントンボでした。(閉じた翅の模様の重なり具合で見分けるらしく、オツネントンボは模様がズレるそうです)
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森には図書館もありまして、喉を潤すのに都合よく自販機もあります。で、図書館手前に数本あるカエデの一本だけが咲いていました。 小虫も翔びまわっています。 ・・・そこそこ遊んでいる人たちがいるというのに、ネットを振るうという暴挙に出てしまうのだろうか!?
[どうする?] |
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“わざわざ”駐車場までネットを取りに戻りまして、立地的にとても恥ずかしいスウィーピング遂行であります。二人付かず離れず、サクッと掬います。 とびきりのカミキリが約束されているならともかく、ひとりじゃ、素直に諦めます。 別に気にしなければ良いのだ! と割り切ってみても、やはりこういうシチュエーションでひとりで掬うには肝の据わりが必要な気がします。 |
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ヒメクロトラカミキリ 有象無象に混じって、予想通りヒメクロトラカミキリが出ていました。“どうせ”と思っていても、シーズン始めに出逢う常連たちには、ある種懐かしさのような暖かな感情を持ってしまいます。 それにしてもメスアカケバエが目立ってました。はい。 |
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コジマヒゲナガコバネカミキリ おおっ!ナイスなカミキリが一頭だけですが、入ってくれました。 コジマヒゲナガコバネカミキリの♂です。 ヒゲナガコバネカミキリのなかでは最も普通に見られる種類だと思いますが、我が家的には千葉県初採集なのであります。
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ちょっと恥ずかしいスウィーピングの甲斐あって、結構レベルの高い嬉しさの週末になりました。ムラサキハナナも今が満開、季節は確実に進んでいるようです。 カミキリ超不毛地帯な一画ではありますが、ウワミズザクラの頃も思い切って掬いに来ようかなぁ〜(シロトラとかいないもんでしょかね?) |
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