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ヒメハナカミキリ(ピドニア)の雌雄と翅鞘模様について(記号と読み方)

ヒメハナカミキリ(ピドニアという愛称で親しまれています)の仲間は変異が多く、
近似も多い上に、さらに性差も大きいので同定には苦労することが多いものです。

勢い、絵合わせだけでなく、図鑑の解説文を読みながら確認することになります。

すると、『♂のS紋は幅広くLp紋と接する』、とか『♀ではLm紋を欠く個体も』・・

などと、初心者にはチンプンカンプンな表記になってしまうことがあるのです。

そんなわけで、図鑑を読み解くときの補助図を作ってみました。

※『日本産カミキリムシ』 2007年2月 東海大学出版会:大林延夫、新里達也から
 解説図を模写させていただいております。
 その他引用につきましては、トップページから“about”をご覧くださいm(_ _)m。
 (誤記、誤植、抜け漏れに関しましては、あくまで拙管理人の責任です。)

雌雄の識別

ピドニアは雌雄で翅の模様が大きく違う種類が多く、
雌雄が判ると同定作業を比較的楽に進められます。
まずは簡易的ですが雌雄識別のポイントです。

ピドニアの雌雄の識別

翅鞘の模様と記号

図鑑などで解説されている模様にはそれぞれ記号が充てられています。
解説文を読み解くための記号図を作ってみました。

ヒメハナカミキリの翅鞘模様

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