アカアシオオアオカミキリ[Chloridolum japonicum Harold,1879] |
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分類: |
カミキリムシ科:カミキリ亜科:アオカミキリ族:オオアオカミキリ属 |
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体長: |
25〜30mm |
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食樹: |
クヌギ |
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分布: |
本州、四国、九州 |
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時期: |
7〜8月 |
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特徴: |
緑色に輝く大きな体、赤茶色の脚、それに長い触角と腹部も赤茶色をしています。昼間は活動しないとされ、クヌギの梢や樹幹に潜んでいるいるところを確認しています。夜行性なので、夜間カブトムシやクワガタムシに交じってクヌギの樹液を吸っていたり、自動販売機などの灯りにもやって来ます。 |
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注意点: |
緑色に輝く大型カミキリムシで、脚部、腹部の赤いものは他にありません。 |
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【外観】 |
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緑色に輝く大型のカミキリムシです。触角と脚が赤茶色なので、識別は容易です。エリトラ(翅鞘)は緩やかに狭まり、翅端は尖り、会合線(左右の翅鞘が合わさって作る中央の直線)の先端付近で燕尾服のように少し開きます(写真上中央)。大顎は角張っており(写真上右)、触角第一節の先は稜状に突出が見られます(写真上右、下中央)が、生体で触角全体を前方に向けている時には判り難いことがあります。触角、脚だけでなく、腹部も赤茶色をしています(写真下左)。前胸背を真上から見ると、やや縦長で、全体としては中央から前方に掛けて少し狭まり、前側左右の凸部の膨らみはアオカミキリに比べると穏やかです(写真下右)。 |
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【棲息場所】 |
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このカミキリムシと出逢うには、偶然と幸運を除けば夜のクヌギ林しかありません。関東近郊なら、比較的古い里山でクヌギが多く残り、クワガタやカブトムシを多産する場所なら、案外見つかるはずです。(クヌギとの関連が強いため、アベマキが主体となる関西圏では少ない?) |
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[参考ページ] |
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