オオホソコバネカミキリ[Necydalis(Necydalisca) solida Bates,1884] |
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分類: |
カミキリムシ科:ホソコバネカミキリ亜科:ホソコバネカミキリ属 |
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体長: |
18〜25mm |
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食樹: |
各種広葉樹(特にブナ) |
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分布: |
本州、四国、九州 |
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時期: |
7〜8月 |
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特徴: |
カミキリ屋さんたちから[ネキ]と呼ばれ愛されているホソコバネカミキリの仲間の中では、比較的大型で、ブナ帯ではそれなりに見つかるようで、入門的と言われ、学名から[ソリダ]と呼ばれます。 |
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注意点: |
上翅の小さいホソコバネカミキリの仲間は、模様からの特徴が掴み難いのですが、あまり種類も多くなく、いくつかのポイントを確認して行けば同定可能です。本種の場合、・後肢腿節は緩やかに太くなる→・上翅端は狭まらず裁断状→・触角の先端数節は黒色→・前胸背は二瘤(こぶ)状になっていて、結果中央は窪んで見える→・触角第1節と4節がほぼ同長で、3節より短い→上翅会合部は中央より前から開いている。(近縁のホソコバネカミキリとは上翅の開きかたが異なる他、分布も異なります。)といった具合です。 |
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【外観】 |
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前胸背には二瘤(こぶ)があり、正中部分が凹んで見えます。(写真左) |
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【棲息場所】 |
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自然度の高いブナのある山地で得られるようです。 |
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[参考ページ] |
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