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オオヨツスジハナカミキリ[Bellamira regalis (Bates,1884)]

分類:

カミキリムシ科:ハナカミキリ亜科:ハナカミキリ族:オオヨツスジハナカミキリ属

体長:

20〜31mm

食樹:

各種針葉樹、ブナ(ブナ科)

分布:

北海道、利尻島、本州、四国、九州、屋久島

時期:

7〜8月

特徴:

ハナカミキリの中では一見して非常に大型で、普通黒地に黄褐色の“4つの筋”(黄帯)がありますが、黒色部が発達することも多いです。この傾向は南方ほど強いそうです。

注意点:

前胸背は肩に向かって広がり、後角部は肩を覆うほどになります。上翅は翅端に向かって明確に狭まりますので、それほど難しい種類ではありません。触角は短く鋸歯(きょし)状になりません。

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【外観】


オオヨツスジハナカミキリ♂ オオヨツスジハナカミキリ♂尾端部

黒色部が発達した個体(♂)
 

特徴的な♂の腹端

オオヨツスジハナカミキリ♀ オオヨツスジハナカミキリ翅端

よりグラマラスな印象の♀
 

翅端は内外角ともに美しく突出します
 

黄褐色の帯は変化に富んでいます。多くに出逢ってもすべて個性的で、またシルエット抜群の大型種ということもあり、見飽きる事がありません。♀はよりグラマラスなシルエットで、前胸背が褐色です。

【棲息場所】

リョウブの花 ノリウツギの花 針葉樹材置き場

リョウブ
 

ノリウツギ
 

材置き場
 

夏の山地のカミキリのイメージがあります。我が家では里山で見掛けたことがありません。
陽当たりの良いリョウブやノリウツギの花によくやって来ますが、♀は針葉樹の材に産卵に訪れます。

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[参考ページ]

2006年夏ノリウツギの花で初遭遇しました

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