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ハネビロハナカミキリ[Leptura latipennis Matsushita,1933]

分類:

カミキリムシ科:ハナカミキリ亜科:ハナカミキリ族:ヨツスジハナカミキリ属

体長:

15〜21mm

食樹:

各種広葉樹

分布:

北海道、奥尻島、本州、四国、九州

時期:

6〜8月

特徴:

触角、各肢(脚)の脛節、ふ節、そして上翅は褐色です。背面は金色の微毛に被われています。上翅は基部としばしば会合線の両側が黒化しますが、その範囲には差があります。

注意点:

ツマグロハナカミキリに似た印象がありますが、本種は上翅が先端に向かって強く狭まらず、翅端の内角が角張っていません。またツマグロハナカミキリの前肢(脚)腿節は全体が黒くないものが殆どで、翅端が黒い(褄黒:つまぐろ)など、いくつかのポイントを確認することで見分けられます。

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【外観】

ハネビロハナカミキリ背面

ハネビロハナカミキリ翅端

上翅は全体に幅広く翅端に向かって極端に狭まることはありません。
前肢(脚)腿節はほぼ全体が黒色で(青矢印)、翅端内角は角張ったり突出していません。(赤矢印
また、黒みの強い個体も含め、前胸背、上翅ともに金色の微毛に覆われています。

【棲息場所】

材

ノリウツギ

我が家では古く乾燥した材に多数が来ているのを確認しています。

ハナカミキリですので訪花もするようです。

[参考ページ]

 > 2007年06月茨城県での様子

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