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ヒメヒゲナガカミキリ[Monochamus subfasciatus subfasciatus (Bates,1873)]

分類:

カミキリムシ科:フトカミキリ亜科:ヒゲナガカミキリ族:ヒゲナガカミキリ属

体長:

9.5〜18.5mm

食樹:

各種広葉樹および針葉樹

分布:

北海道、奥尻島、本州、伊豆諸島、淡路島、佐渡、隠岐(おき)、九州、対馬、壱岐(いき)、五島列島、甑(こしき)島列島

時期:

5〜9月

特徴:

触角は長く、♂で体長の2.5倍以上、♀でも2倍ほどあります。小楯版は褐色です。変異が激しいものの、上翅は濃茶〜黒色で褐色斑が鏤(ちりば)められ、中央やや後ろ側は帯状に見えます。翅端はなだらかに丸まっています。

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【外観】

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ヒゲ(触角)の長さだけでなく、案外強面(こわもて)も印象的です。

上翅の斑紋は変異が多いです。

長い触角を持っています。良く見るとその第一節には、角稜とよばれる段差部分があります。
上翅は概ね濃茶ですが、黒みの強いものもあり、斑紋も変異が激しいと言われますが、中央やや後方に集まっている部分があり、帯のように見えます。翅端は尖らず、明確に丸まっています。各地で普通ですが、粗朶(そだ)にじっとしていると案外見つけ難いかも知れません。そういうときは角度を変えてこの触角を目印に探すと見つかります。

【棲息場所】

シーズン中の山間の粗朶(そだ)を覗くと、見つかります。

参考ページ

2007年夏筑波山の粗朶での様子(このカミキリだけを狙いに行くことはありませんが)

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