ホタルカミキリ［Dere thoracica White, 1855］

分類：

カミキリムシ科：カミキリ亜科：ホタルカミキリ族：ホタルカミキリ属

体長：

7〜10mm

食樹：

ネムノキ（豆科）、クヌギ（ブナ科）、クワ（桑科）

分布：

北海道、本州、粟島、佐渡、冠島、隠岐（おき）、四国、九州、対馬、壱岐（いき）、五島列島、甑（こしき）島列島、

時期：

4〜7月

特徴：

前胸背は前後縁を除き赤く、中央部が凹んでいますので、横にお椀を並べたようにも見えます。上翅はさほど輝きはないものの青藍（せいらん）色で、美しいカミキリです。小さいため意識しないと見えてきません。

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【外観】

上翅は青藍色です

前胸背は赤く目立ちます

上翅は青藍色で、上の写真は室内ですが、屋外では光沢も感じます。
前胸背は前後縁を除いて赤く目立ち、中央が凹んでいるため大きな瘤が二つ並んだようにも見えます。

【棲息場所】

初夏の頃、カエデなどの花にもやってきますが、材上で出逢うことが殆どです。クヌギやクワもホストとされていますが、私達はネム以外で見掛けたことはありません。里山ではアオスジカミキリの食害が進み半立枯れになったネムに多数が集まる姿を何度か見掛けています。

山間では粗朶（そだ）にネムが混じっていると、小指ほどの枝にも集まっているのを見掛けます。

アオスジカミキリに食害されたネム　＞＞

参考ページ

2006年初夏ネムノキで沸騰！

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