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キイロトラカミキリ[Grammographus notabilis notabilis (Pascoe,1862)]

分類:

カミキリムシ科:カミキリ亜科:トラカミキリ族:キイロトラカミキリ属

体長:

13〜19mm

食樹:

各種広葉樹(他にスギの報告あり)

分布:

本州、冠島、隠岐(おき)、四国、九州、対馬、種子島、屋久島、吐喝喇(とから:喝は口へんに葛)列島

時期:

5〜8月

特徴:

艶のないややくすんだ黄色(〜灰色)に黒い模様のトラカミキリです。前胸背には一対の黒い斑紋があります。

注意点:

スレの無い個体であれば、上翅の斑紋と前胸背の模様を慎重に見れば容易な方です。慣れればすぐにそれと判ります。里山など平地で普通に見られ、山間(やまあい)のノリウツギなどにも訪花します。

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【外観】

キイロトラカミキリ キイロトラカミキリ

前胸背に1対の黒斑があります。上翅には独特の模様がありますが、変異もあります。
触角は3節以降数節の端に、鋸歯状と呼ぶには弱いような気もしますが、突出部が見えます。

【棲息場所】

キイロトラカミキリ キイロトラカミキリ

里山の材置き場や倒木で初夏から夏にかけて普通で、エグリトラカミキリなどと勢力を二分する姿も目にします。栗や山間(やまあい)のノリウツギの花にもやって来ます。

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[参考ページ]

2007年夏つくば野での様子

2007年夏山間のノリウツギに訪花の様子

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