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クワカミキリ[Apriona japonica Thomson,1878]

分類:

カミキリムシ科:フトカミキリ亜科:シロスジカミキリ族:クワカミキリ属

体長:

32〜45mm

食樹:

各種広葉樹

分布:

本州、猿島、伊豆諸島、淡路島、宮島、飛島、粟島、佐渡、隠岐(おき)、四国、沖ノ島、九州、対馬、五島列島、天草諸島、甑(こしき)島列島

時期:

6〜8月

特徴:

大型のカミキリムシで、体は黒いのですが灰黄色の微毛に覆われているため、全体の印象は灰黄、または黄土色です。成虫は桑の若枝を好んで後食するので、桑で良く見かけますが、産卵対象となるのはケヤキやブナなども多く、特に低地に植栽されたブナは好まれるようです。触角の第3節以降は先端の半分が黒く、JRの地図記号のように見えます。前胸背板は波状にしわがあり、上翅前半4分の1位には黒い顆粒があります。

注意点:

近似近縁種は分布域も違うため、同定は容易です。

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【外観】

クワカミキリの図鑑画像

クワカミキリの図鑑画像

上翅前半は芥子粒のような顆粒があり、前胸背には皺があります。

大型の立派なカミキリムシです。

クワカミキリの図鑑画像

クワカミキリの図鑑画像

夜桑の木から落ちた個体

触角は白黒模様で目立ちます。

【棲息場所】

クワカミキリの図鑑画像(桑)

クワカミキリの図鑑画像(桑)

河畔の桑

山里に残された桑は巨木になっいることがあります。

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