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シロスジカミキリ[Batocera lineolata Chevrolat,1852]

分類:

カミキリムシ科:フトカミキリ亜科:シロスジカミキリ族:シロスジカミキリ属

体長:

40〜55mm

食樹:

ヤナギ科、カバノキ科、ブナ科の生木

分布:

本州、猿島、淡路島、宮島、佐渡、隠岐(おき)、四国、沖ノ島、九州、対馬、壱岐(いき)、平戸島、五島列島、天草諸島、甑(こしき)島列島、奄美諸島、

時期:

5〜8月

特徴:


日本産カミキリムシの最大種で、大型の個体では5センチを超えます。全体にやや粉をふいたような灰色ですが、擦れてくると黒光りしてきます。上翅には白(生体では黄色味を帯びる)斑が列を作って並んでいます。
4年掛けて成虫になると言われており、その間、大きな幼虫が生木を食い続けるため、栗畑などの被害は深刻です。産卵痕も独特で大きいため、生息しているかどうかはひと目で判ります。
2000年ころまで、つくば野でクヌギを蹴ると、バタバタと落ちてきましたが、最近は姿を見なくなりました。
 

注意点:

イチジクカミキリ(沖縄諸島のみ)に似ていますが、分布や前胸背の斑紋の色が違います。

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【外観】

シロスジカミキリの図鑑画像

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【棲息場所】

シロスジカミキリの図鑑画像

写真はコナラに見つけた産卵痕です。
ごく当たり前の里山環境があれば棲息可能ですが、成長に時間が掛かるためか、各地で激減しているようです。
かつて当り前にいた虫たちも、気がつくと姿を消していることがありますが、その典型例になりそうで心配です。
 

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[参考ページ]

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