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シナカミキリ[Eutetrapha sedecimpunctata (Motschulsky,1860)]

分類:

カミキリムシ科:フトカミキリ亜科:トホシカミキリ族:シナカミキリ属

体長:

13〜20mm

食樹:

シナノキ、ケヤマハンノキ、カツラ

分布:

北海道、奥尻島、本州、佐渡、四国

時期:

5〜8月

特徴:


全体は黄褐色から灰色に見えます。上翅には黒斑があり、前半のそれ(通常4対8個)は時計の文字盤のように円を描いて並び、後半には側面に寄ったところに2対4個の大きめの斑があります。この間にもう1対2個の斑があるのですが、通常かなり小さく目立ちません。前胸背板の両側はほぼ平行で、側面に一対の黒条と背面に4つの黒斑があります。上翅には背面と側面を分ける2本の稜があり、上部の稜は虫体を上から見ると、まるでカバンの縁のパイピングのようです。
 

注意点:

九州にはキュウシュウシナカミキリという亜種がいます。

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【外観】


 

シナカミキリの図鑑画像
 

見難い写真になってしまいましたが、
前胸背には4つの黒斑があります。
は小楯版ですが、縁が黒いため
上翅の黒斑に見えることもあります。

シナカミキリの図鑑画像

上翅背面と側面の境は稜になっていて、カバンのパイピングのようにも見えます。
この個体は見難いのですが、通常
のところにも黒斑があります。

【棲息場所】

 

[参考ページ]

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