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シロオビチビカミキリ[Sybra subfasciata subfasciata (Bates,1884)]

分類:

カミキリムシ科:フトカミキリ亜科:シラホシサビカミキリ族:アヤモンチビカミキリ属

体長:

6.6〜10.2mm

食樹:

各種広葉樹

分布:

北海道、奥尻島、本州、佐渡、隠岐(おき)、四国、九州、対馬、甑(こしき)島列島、種子島、屋久島

時期:

5〜9月

特徴:

全体に褐色で、上翅肩部の隆起は弱く盛り上りは小さいです。上翅中央には不明瞭で、会合線では消失する白帯があります。翅端はやや裁断状なので、上から見て少し開いた[W]型になります。前胸背は縦横ほぼ同じ比率をしていて、[肩]の2/3程度の幅で、明瞭な両側の突起や、その他隆起もありません。

注意点:

小型で、色や模様も決め手になる強力なポイントはありませんが、いくつかの特徴に注意してみれば区別できそうです。近似近縁種が伊豆諸島、奄美諸島、沖縄諸島にいます。

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【外観】

シロオビチビカミキリの図鑑画像

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翅鞘は全体に縦長で、中央付近に白帯があります。
翅端は弱い裁断状なので、結果としてやや広がり
ローマ字の[W](M?)のような形になります。
 

上翅中央の白帯は、前後を黒く細い帯に挟まれるように会合線に向かいますが、会合線に接する(会合線を越える)ことはありません。

シロオビチビカミキリの図鑑画像

前胸背はほぼ縦横の長さが同じで、
目に付くような両則の突起や瘤(こぶ)は
ありません。

複眼は触角後方で広く繋がっています。

【棲息場所】

         
         

[参考ページ]

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