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タカオメダカカミキリ[Stenhomalus takaosanus Ohbayashi,1958]

分類:

カミキリムシ科:カミキリ亜科:アメイロカミキリ族:メダカカミキリ属

体長:

3.5〜5.0mm

食樹:

ブナ、イヌブナ(ブナ科)

分布:

北海道、本州、四国、九州

時期:

4〜7月

特徴:

小型種のメダカカミキリの中でも一段と小さいカミキリムシです。メダカカミキリ特有の頭部と前胸背が作る烏賊(いか)のエンペラのような[目高感]は強くありません。触角は短めで、第1節と3、4節は長さの差は少ないです。全体に黒または濃く褐色で、上翅に比べやや頭胸部の色が濃い傾向が見えます。

注意点:

特徴にも記しましたが、複眼の側方への張り出しは弱いのですが、複眼の間は比較的離れています。メダカカミキリ属の中では比較的識別しやすい部類ですが、サイズがサイズなので、肉眼ではなかなか同定し辛いですし、かなり強く意識していないと、小型の蜂やガガンボかな?と迷っているうちにネットから翔び出して行ってしまいます。

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【外観】

タカオメダカカミキリの図鑑画像

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前胸背側方の突起の飛び出しは弱く、
複眼の間は近縁種の中では広めです。

触角はあまり長くなく、
第1節と3節、4節の長さの差は少なめです。

【棲息場所】

         
         

[参考ページ]

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