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クビアカツヤカミキリ(クロジャコウカミキリ)[Aromia bungii Faldermann, 1834]

分類:

カミキリムシ科:カミキリ亜科:アオカミキリ族:ジャコウカミキリ属

体長:

22~38mm

食樹:

桜、梅その他街路樹、公園の食樹

分布:

埼玉、愛知、群馬、東京、大阪、徳島、栃木・・・(拡散中?)

時期:

6~7月?

特徴:

大型で美しいカミキリムシですが、移入種です。侵入確認は2012年の愛知県からで、以後各地で確認され続け、2018年には特定外来生物の指定を受けています。桜を好んで食害することもあって、全国的に深刻な影響をもたらしています。桜並木の景観を優先してしまう?ためか、大胆な施策に打って出れなかったことも拡大の要因になっているのでは、と考えています。

注意点:

ジャコウカミキリ属なので、和名は『クロジャコウカミキリ』でほぼ決まったと聞いていたのですが、桜を食害する重要な移入種でもあり、カミキリムシに詳しくない人にも認識し易いことから『クビアカツヤカミキリ』に落ち着いたようです。
赤く見える『首』は前胸背という部分です。

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【外観】


クビアカツヤカミキリ 
写真は雌ですが、雄も同様の配色で触角が長く細身です。

クビアカツヤカミキリ 
『クビアカ(首赤)』の赤い部分は前胸背と呼ばれる部分で、腹側は黒いことが判ります。

【棲息場所】

国内では、公園の桜並木などの食害が広まっています。

[参考ページ]

クビアカツヤカミキリ@カミキリ情報館

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