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エグリトラカミキリ[Chlorophorus japonicus (Chevrolat,1863)]

分類:

カミキリムシ科:カミキリ亜科:トラカミキリ族:クロトラカミキリ属

体長:

9.0〜13.5mm

食樹:

各種広葉樹

分布:

北海道、礼文島、利尻島、奥尻島、本州、伊豆諸島、粟島、佐渡、隠岐(おき)、四国、九州、対馬、壱岐(いき)、五島列島、種子島、吐喝喇(とから:喝は口へんに葛)列島

時期:

5〜8月

特徴:

全体に灰色で黒い模様があります。前胸背はやや縦長で中央にぼんやりとした大きな丸い黒斑があり、その両脇にも小さな黒斑がありますが、境目が不明瞭で連続している個体もあります。里山から山間(やまあい)の白い小花や材に普通に見られ、優先種になっていることも多いです。

注意点:

斑紋と色、サイズの近いトラカミキリ族は少なくありませんが、翅端が抉(えぐ)れており、外角は明瞭にしっかりと尖っています。

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【外観】

エグリトラカミキリ エグリトラカミキリ翅端
 

全体に灰色、または少し黄ばんだ灰色で、前胸背には黒斑と両脇に小さな斑がありますが、不明瞭だったり、つながったりしていることもあります。(写真左)。翅端は抉(えぐ)れて、外角は突出しています。
 

【棲息場所】

クリの花 材
 

トラカミキリ族の中でもトップクラスの普通種で、私達がよく通う茨城県では、里山から山地まで普遍的なカミキリムシです。
 

[参考ページ]

2007年6月つくば野での様子

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