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キマダラミヤマカミキリ(キマダラカミキリ)
  [Aeolesthes chrysothrix chrysothrix (Bates,1873) ]

分類:

カミキリムシ科:カミキリ亜科:ミヤマカミキリ族:キマダラミヤマカミキリ属

体長:

22〜35mm

食樹:

各種広葉樹

分布:

本州、伊豆諸島、飛島、佐渡、隠岐(おき)、四国、九州、対馬、壱岐(いき)、屋久島

時期:

5〜8月

特徴:

細長い褐色の体の大型カミキリムシです。長大な触角も持っているため、灯火採集ではスクリーンに向かって迫力ある飛翔でやってきます。体は金色のビロウド状の微毛が覆い、独特の模様と質感があります。

注意点:

近縁の亜種がいますが、奄美諸島、先島諸島と地域が限られており、同定は容易です。少し前の図鑑にはキマダラカミキリと記載されていました。また一部にはキマダラヤマカミキリの表記もありますが、今はキマダラミヤマカミキリが定着しています。(2008年6月記す)

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【外観】


長大な触角の細長い体(灯火に来た個体)


上翅の模様(生体)
 

金色の微毛が複雑な斑模様を作ります。
写真では判りにくいですが上翅端内角は棘状に鋭く突出し、外角の突出はあまり目立ちません。

【棲息場所】

 

このカミキリを狙って森に行く事はまずありませんが、初夏の頃なら栗の花などを掬ったネットに入る事があります。また夏の夜クヌギの幹や、灯火に良くやって来ます。

[参考ページ]

2007年夏アカアシオオアオカミキリ灯火採集時にやってきたときの様子

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