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コウヤホソハナカミキリ[Strangalia koyaensis Matsushita,1933]

分類:

カミキリムシ科:ハナカミキリ亜科:ハナカミキリ族:ヨスジホソハナカミキリ属

体長:

15〜20mm

食樹:

スギ(スギ科)、ヒノキ、アスナロ(ヒノキ科)

分布:

本州、四国

時期:

7〜8月

特徴:

肩から翅端に向かって逆三角形状に狭まる上翅を持ち、前胸背も見事な二等辺三角形というスマートなシルエットをしています。上翅は黒く黄褐色の3つの帯がありますが、幅や模様には変異があります。また翅端に4つ目の帯を持つ個体も見られるそうです。

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【外観】

全身(生体)

斑紋変異(標本)

“肩”のラインを底辺にした2つの三角形を描くとこのカミキリの基本形ができあがってしまうほど見事な先細り具合です。斑紋の変異はそれなりにあって、黄褐色の帯の幅の差が見てとれます。

【棲息場所】

リョウブの花

ノリウツギの花

我が家では標高700メートル以上の山地の花でしか出逢いがありませんが、平地にも多くがいるそうです。
山地では、7月〜8月リョウブやノリウツギに良く訪花しますが、リョウブに群れ翔ぶ姿は壮観でした。

参考ページ

2006年夏の奥秩父が初遭遇でした

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