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秩父天牛オデッセイになり損ねた旅 '08a 我家的偉大楓

2008年ゴールデンウィーク 憧れを追い続ける旅:

   見通し良し!陽当たり良し!吹き上げ良し!時季がチョット_| ̄|○

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山の西向き斜面です。

遥か下にダムがあります。陽光を浴びたカエデが何本かあり、中には上手い具合に風が吹き上がってくるところに生えているものもあり、“我家的グレートカエデ”などと勝手に名付けたりしています。

起点となった地点は標高650メートル付近。ここから標高700、800(グレートカエデ)、850、900メートル付近のカエデを中心に巡りました。

標高1000メートルを少し超えた地点の材置き場には新しい材が追加されていましたが、虫の姿はありませんでした。

夏には絶好のルリボシカミキリのポイントになりそうです。

鹿の足跡ありまして・・・

当然う○ちもありまっする。

林内では目立ちませんが、舗装部分でこれだけですから、相当な数がいると思われます。ここは、Genkaさんがレポートされた奥多摩の最奥部にも尾根伝いに繋がっていますので、鹿の影響は少なくないと考えて間違いありません。

カエデの横で採り手写メ撮るの図。

付近にこれだけの規模のカエデが無く、陽当たりの良い吹き上がりにあるためか、かなりの虫が集まっていました。

カエデのシーズンを惜しむように、といっても今年山でカエデを掬うのは今回が初めです。

陽光を浴びて掬うのは楽しいです。

 

以下カエデで得られた虫たちをご紹介します。

ホソツヤヒゲナガコバネカミキリ

小さくて活発。撮り手の肉眼ではとてもこの魅力は捉え切れません。写真のありがたさが身に沁みるカミキリムシです。

キンケトラカミキリ

な・な・なんと初遭遇!

『黄色いエグリトラ』と呼ばないで!

世間的には普遍的なトラカミキリらしいのですが、我家的にはちょっと良い出逢いができたわけです。

ナガバヒメハナカミキリ

ヒメハナカミキリの仲間は♂♀でだいぶ印象が違う事があります。これは♂です。

ケース越しですが、腹側です。

後胸腹板(中肢と後肢に挟まれた部分)に褐色の部分があります。

この個体は小さな▲おむすび型をしています。

ピックニセハムシハナカミキリ

『ニセハムシ』とは失礼なネーミングですが、まさにそういう印象のカミキリムシです。

シロトラカミキリ

我家の大好物。類似の無い見事なクルーセダー模様はお見事と言うしかありません。ネットインする都度『シロトラ!』と声がでます。

数が多いからでしょうか、不人気なのがまったく理解できずにいます。

オオセンチコガネ

鹿の糞の増加とともに?数を増やしているのか、今回は何頭か確認しました。

カエデの根元で採り手がネットに入れたものですが、緑掛かった金属光沢がすばらしいです。

ルリハムシ

大型で全身が緑に輝いています。

トビサルハムシ

こちらは金赤に輝くハムシですが、屋外では陽光を反射し、魅力が倍増します。

 

やっぱり花は楽しいにゃあ・・・


この場所で出逢ったカミキリムシたち

  アカイロニセハムシハナカミキリ

  キバネニセハムシハナカミキリ

  キンケトラカミキリ

  シロトラカミキリ

  セスジヒメハナカミキリ

  チャイロヒメハナカミキリ

  トゲヒゲトラカミキリ

  ナガバヒメハナカミキリ

  ピックニセハムシハナカミキリ

  ヒナルリハナカミキリ

  ヒメクロトラカミキリ

  フタオビヒメハナカミキリ

  ホソツヤヒゲナガコバネカミキリ
 

 

 

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